祇園祭2024 宵々山
「祇園祭、毎年行ってるよね」と言われた
行くというよりは、巻き込まれている・・
通り道に2週間ほど鉾や山が入れ代わり立ち代わり30基ほど立ち、どの道を通っても何かしらにぶち当たる。迂回すると遠回りだから、風情を味わい、歩き、写真を撮りSNSにあげる。
毎年行っている、と言うことになるのか
そしていつの間にか、祇園囃子が夏の音になる。
7月1日に夏が始まり、五山送火で京の夏は終わる
宵々山の綾傘鉾へ ~棒振はやし~
宵々山の夜、ご縁ができ保存会へ招待してもらった。棒振(ぼうふり)が好きなので、わくわくして出かけたら、18時からの交通規制に巻き込まれ身動きが取れず、おまけに土砂降り。祇園祭では雨に打たれてびしょ濡れになる頻度がとても高い!
初めて「棒振」を見たのは神泉苑狂言。他の狂言はストーリーがあるのに、棒振はひたすら棒を回すだけで意味不明だったが、印象に残った。
棒振はやしの巡行は見た目も動きもアニメに出てきそうな、奇妙で奇抜。後ろにずらっと並ぶ囃方も結界を張ってるようで
菊水鉾
菊水鉾の稚児人形の菊丸さんは、能楽師の夫が着付けを手伝っており、山鉾巡行にも参加する。
菊水鉾は能「枕慈童(まくらじどう)」にちなんでいる。昔の中国のお話。
菊水鉾の場所は昔、金剛能楽堂があったところで能と縁が深い。能の所作をし、袴も履く。