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金色にもえる銀杏~京都紅葉シリーズ~

銀杏の木が好きだ。美しいと思う。形が。
銀杏の木が一本あればその場が映える。
そこにみんな集まりたくなる。

カモのあしのような葉の形もかわいい。
秋になるとおいしい実をつけ、燃えるような金色に変わる。

銀杏はずっと昔から、恐竜時代からある生きた化石。恐竜を見てきたのか。隕石がぶつかっても、寒冷化しても、乗り越えてきた逞しい木。

屋根の向こうに、遠くの方に、金色に萌える炎を見つける。
遠回りでもいい、寄り道でもいい
そこへ足が向かう

そしてそこには大きな銀杏の木がある。

紅葉シリーズ第1弾:銀杏


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