【現地レポ】関東人の取締役が爆音の長崎精霊流しに初参加!
NAVICUS九州 CMO(マーケティング責任者)の武内です!今回は、関東出身者の私がはじめて8/15の精霊流しに参加させていただいたので、体験レポートを書かせていただきます。
おそらくこの記事をご覧いただく方の大半は長崎の方だと思いますが、関東出身の僕は精霊流しは参加経験どころか聞くのも初めて!「故人を弔うのに爆竹鳴らすなんてホント??」「船を流す?路上で??」と思いながらの初陣について書かせていただきます。
日々、絶賛「長崎勉強中」です
何を隠そう、私はNAVICUS九州設立以前は、長崎とのご縁はほぼ無し!まだまだ長崎初心者で、当日も昼ごろは初の軍艦島観光に勤しんでました。
なので、精霊流しという行事自体初耳。去年の10月に長崎くんちを見学させていただきとても楽しかったので、こちらも面白そうだな〜ぐらいのノリでフラッと参加することになった次第です(諸々の調整・手配をしてくれたNAVICUS九州CEOの一平さんには感謝)。
想像以上の音、独特の雰囲気
今回、油屋町青年部のもやい船に参加させていただきました。快く受け入れてくださった皆さん、改めてありがとうございます。
参加前から音については脅かされていたので(笑)、耳せんはしっかり用意していました。それでもいざ始まると、「あれ、、結構迫力凄くない??」と驚愕。途中、会話のため片耳だけ耳せんを外してましたが、気づいたら麻痺して耳せんしてる方と同じだけしか聞こえなくなってました(笑)
一方、正直もともとは「すごく賑やかなお盆の行事」ぐらいにしか捉えていなかったのですが、船首に記された家紋や家名、故人にちなんだ装飾などを見るにつれ、故人を盛大に見送り心に区切りを付ける大切な行事だと理解しました。
少し動いては止まってを繰り返し、飲み物を交わしながら談笑、鳴り続ける爆竹の爆音のなか夕暮れのゆったりした時間が流れる。ノスタルジーというか、不思議な時間感覚に陥りました。
自分の最期を想ってくれる人は誰なんだろう、笑顔で送り出してほしいな、なんて想い耽ったり。初めての経験でしたが、本当に素敵な伝統的な盆行事だと感じました。
さいごに:イベントは裏の立役者あってこそ
精霊流しの最中、「このすごい量の爆竹の残骸、明日の朝には全部片付いてるんだよ」と聞きました。いやいやまさか・・・と思いながら三八ラーメンに向かう帰り道、見たのがこちら。
す、すごいペースで清掃されていく!
夜中に黙々と清掃活動をしてくださる皆さんがいてこそ、伝統行事が守られていると思った次第です。
以上、初体験レポートでした!
今年の長崎くんちも訪問予定なので、お会いできる方は仲良くしてください!