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ヨルノズク型ボムドラパルトexの思案・考察備忘録【Fレギュ無し】

割引あり

前書き

初めてポケカnote記事を書きます、小馬谷優介(Komaya Yusuke)です。
来年に向けて構築の思案・考察をしている、Fレギュ無しヨルノズク採用型ドラパルトex&ヨノワールデッキ、略称「宝石ボムドラパ」の備忘録を書き記しておこうと思い、執筆に至りました。文章の乱れや考察の浅い部分等もあるかと存じます、何卒ご了承ください。
本文をご覧いただき、ぜひとも構築・考察におけるご意見や知見をいただけますと幸いです。みんなでドラパルトexを推していこう!

透けた尻尾に胴長ふよふよ梨型ボディ
何よりお目々が切れ長糸目で赤いアイシャドウも映えてとってもかわいい。
付き合いたい。

宝石ボムドラパを考察・構築した理由

歴2年半、ボムドラパでシティS3初入賞→長く使っていきたい!

いや優勝してないんかい!という声が聞こえてきますが…
2022年夏にポケカを始め、これまで2022年シティS2〜2024年シティS1まで最高戦績は3勝2敗予選落ち。5戦全敗も二度経験しているレベルです。
そして前回スボミーがまだ居ない2024シティリーグシーズン3、5勝1敗→61人中2位で予選突破→トナメ1回戦敗北でTOP8入賞という結果が出ました。びっくりです。

シティ参戦デッキ。ルギアよりライコを重く見てシンオウ神殿を抜きスイーパー採用

使用デッキは通称ボムドラパ。ルール持ち特性ポケモンと森の封印石、ペパー4枚採用でドラパルトex・ヨノワールを半ば無理やり展開&育成して、かがやくフーディンでダメカン操作しつつサイドをまとめ取っていく戦い方で今では大変広く知られたデッキであり、その圧倒的な制圧力・逆転力は記す必要もないほどでしょう。

私はドラパルトというポケモンが大好きで、変幻の仮面発売時もドラパルトデッキを組んで仕事仲間とよく戦っており実はまぁまぁ慣れているポケモンでした。
↓ネイティオもピジョットも不採用型、シャリタツ・ロトムV・ネオラントV・森の封印石・ドロンチの力で回していました。

発売当時に組んでいたデッキ。エネ要求問題はエナジーターボで賄い、サイド1〜2取られてから捲っていく想定でした。その後ライコポンが現れしばらくお蔵入りに。
構築の雑さが目立つ、せめて超1枚は2枚目の器にすべき。

ボムドラパの話に戻します。
ヨノワールラインを採用したボムドラパは、天敵であるタケルライコオーガポンや、あと一手が不足がちになるサーナイトに対しても勝ち筋を見出しやすく、その他のデッキに対してはそもそもドラパルトexが強く出られるという非常に強力なデッキタイプです。
発売当時はライコポンの流行で使いづらかったドラパルトexが復権を遂げ、好きなポケモンが相棒として自分をTOP8に初入賞させてくれた事、とても感慨深く思います。

しかし2024年も既に年末、レギュレーション変更が徐々に近づいてきました。ボムドラパの挙動を支えている重要なカード
【ロトムV・ネオラントV・かがやくフーディン・森の封印石・ツツジ】
がFレギュの為使えなくなる事と思います。例年通りであれば。
ボムドラパよりはレギュ変被害軽微であるネイティオ型に変えるという手段もありますが、「Vポケ封印石型でもネイティオ型でもない、全く別の型で強さそのままのボムドラパを作れないか」と思い至り、
そうしてすぐ白羽の矢が立ったのが特性「ほうせきさがし」のヨルノズクです。

特性「ほうせきさがし」を使いたい

2進化アタッカーを扱うのに最適すぎる特性だが、その条件が2進化デッキには辛い。

特性「ほうせきさがし」のヨルノズク。進化時にトレーナーズ(グッズ・どうぐ・サポート・スタジアムが対象)を2枚持ってくるという非常に広範囲のサーチ能力であり、過去レギュレーションにおける特性「うらこうさく」インテレオンを彷彿とさせる圧倒的器用さ・展開力・爆発力を見込めるポケモンです。
グッズで盤面を作り上げる、どうぐでアタッカーを仕上げる、サポートで手札を増やすか攻めに転じる、スタジアムで戦略の道を広げる……
これをボムドラパに組み込む事ができれば、森の封印石で必要札を補填したりネオラントVでサポートをピックするといった動きを再現する事ができます。それも従来より多い枚数(2枚)を、2-2ライン入れれば最大2回で計4枚のトレーナーズを任意のタイミングでピックアップする事ができるとなれば、代用カードというよりもはや大幅強化とも言えるレベルです。

しかし「自分の場にテラスタルポケモンがいるなら」という条件の都合上、採用できるデッキは限られてしまいます。現状ではテラパゴスex(ボムテラパ)、リザードンex(宝石リザードン)で広く使われており、オーガポンみどりのめんexで簡単に条件達成できる事からタケルライコオーガポン(大空洞ライコポン)にも採用されるようになりました。

ドラパルトexも(実は)テラスタルポケモンなのですが、2進化なので立たせるのに時間がかかるorボール系やふしぎなアメなど大量にトレーナーズが必要です。しかしテラスタルが居ないとヨルノズクの「ほうせきさがし」が発動しない。服を買いに行くための服が無い状態に陥ってしまいます。
「宝石リザードン」のように、たねポケモンで簡単に場に出せてHPも高いテラパゴスexをヨルノズク緊急起動キーとして採用する事も考えましたが、その他の役割があまりにも無さすぎるため非常に厳しいと判断しました。
リザードンexであれば特性「れんごくしはい」でテラパゴスexにエネルギーを付けアタッカーにしたり逃がしたりできて好相性ゆえの採用ですが、ボムドラパにおいてはエネ加速の手段が「きらめく結晶」「アカマツ」の2枚のみ。かつエネルギー枚数も2色3+3で6枚、そこから1枚サイドに落ちるだけで非常に慎重丁寧な運用を強いられるがこれ以上増やすと必要札を削る羽目になる為、その全てをドラパルトexに投資しないと継戦力に欠けてしまいます。

そこで目を付けたのが、ピカチュウexです。

壁にもなる、デッキタイプによっては300も出す、流石の貫禄。

・特性「がんばりハート」のおかげで特殊なワザ(ねっしょうどとうなど)を除き確定一発耐えられる、スタートしてしまっても呼び出されても一先ずは安心。
・逃げエネが1個なので緊急ボードを貼れば無駄なエネルギー手貼り無く逃げる事ができ、試合中盤〜終盤にペパーで持ってくるどうぐ枠として緊急ボードが非常に有用となる。盤面のドラパルトexがしっかり育っていればもちろん手貼り1個で離脱可能。

テラパゴスexと同じくアタッカーとしては機能しませんが、比較すると耐久性や逃げやすさがあまりにも優秀なTHE・テラスタルシステム起動ポケモンだなぁと感じました。さすがピカ様には頭が上がりません。

そうしてこねくり回して出来上がった暫定デッキが下記になります。
デッキリスト画像までは無料で公開させていただき、その後の有料部分では各カードの細かい採用理由やカースドボムの役割おさらい、ほうせきさがし型の活用方法、スボミー環境に対する考え方などを記しております。
300円で私にMonsterを一本お恵みいただくか、Xでリポストいただければ無料で閲覧できますので、ご検討いただけますと幸いです。

とはいえリストを見て組んで回していただければその強さを感じていただけるかと思いますので、無料部分のみの方もぜひ当記事のコメントやXなどでご意見ご提案などをいただければと思います。

デッキリスト〜採用カード

2024/12/9現在の形。この時点でかなり回っており身内の練習では連勝している。
早くいろんな大会に出たいけど、12月が繁忙期すぎて無理だ…

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