【Another Eye】ペルーで波乗り番外編①
私が「旅とスポーツ」のテーマの一つとして書いた、ペルーで波乗りシリーズに同伴していた後輩Ryokoが旅の直後に作成していた記録。
南米の地へ旅立った偉大なる先輩を追って、ペルーへ行くことにした二人の記録。
~リマのY夫妻へ、感謝を込めて。
2017年8月12日
いよいよ旅の始まり。
大学の先輩4人と品川でランチ。(手あたり次第先輩を呼びつけている!)
Nさんの彼氏の話や、Cさんが闇サイクルの会員に1日でなった話と大盛り上がり。
旅のしおり(先輩の中でRyokoの評価UP)でペルー旅行の予告編を得意げに聞いてもらいました。
危険地域にいくnat&Ryokoをかなり心配する先輩たち。
首から財布をかけたら引きちぎられるからTシャツの中に入れること、カバンは切りつけられて中に手を突っ込まれる、トランジットのロサンゼルスで遊びすぎてリマへのフライトに遅れないこと、などなど旅のアドバイス(忠告)をしてくれました。
さらに、一緒に行くのがnatなんだから、Ryokoがしっかりしないといけないよ、とのこと。どうなることやら!
先輩たちと別れた私は、予定より20分遅れで羽田に到着。
やっぱり羽田と成田間違いが最後まで心配なので、departure boardを確認。すると、羽田で合ってはいるものの15分ほど出発が早まることが発覚。普通の人なら余裕なんだけれど、待ち人natなので、さすがのRyokoも不安がよぎる・・・
そんなとき、カメラを構えていたら、natさんがフレームイン!これなら余裕で間に合いますね!(nat&Ryoko時間において)朝決まったnatさんのスケジュールより21分遅れで登場。としては、natさんに会えればあとはなんとかなるので、一安心。
ちなみに、natさんが決めたスケジュールというとこちら。
当日までパッキングが終わってない!と驚く人もいるでしょうが、これぞnat quality。
さてはともあれ、チェックインを済ませ、搭乗の準備に入ります。旅先での連絡手段の確保に、イモトのWi-Fiを借りることに。しかし、ペルーでは電波事情の関係からあまりお役にたてそうもないため、携帯会社の電波を利用した方が良いとのアドバイス・・・
アメリカはRyokoのソフトバンクのアメリカ放題(sprint)で、ペルーはnatさんのauの海外定額で乗り切ることに決めました。結局、Y夫妻家Wi-Fiも使わせてもらったため、マチュピチュの3日のみの使用で済みました。
・・・やっぱり!
チェックインの時に人が少ないのが気になったし、「時間どおりに絶対に来い」と地上スタッフから念を押されていたのですが、さきほどの地上のお姉さんが、私達を探しに来ました。
Hurr————y!! といっても走んなくても間に合いますよっ。
無事日本を出発。
長いフライトになるため、寝る準備も完璧!
少しのおしゃべりの後、2人は眠りに落ちました。
およそ10時間のフライトが終わり、経由地のロサンゼルスに到着。
定刻より早く着いたので、タラップから降ります。
ロサンゼルスでのトランジットは10時間。サンタモニカに繰り出す計画なので、アメリカへの入国審査に入ります。
Estaの自動手続き。いつ撮られるのかのタイムカウントもなく、被写体が画面にも映らずこの顔。鉛筆画!
(かなり笑いました)
さぁ、荷物を再度預けるため、departureのフロアへ行きます。
エレベーターを使いたいのですが・・・ファイヤーファイターの帽子のマークを押したら、絶対怒られるやつ。エレベーターの呼び出しボタンがない・・・
(立ち尽くすnat)
困っていたらエレベーターを使うおじさんが笑いながら押してくれました。消防士来なくて良かった、良かった。
早めに荷物を預かってもらい、いざサンタモニカへ!(実はバス停にたどり着くまで結構苦労したのですが、面白さはあまりないので省略いたします。)
・・・
サンタモニカ着!End of the ROUTE66へ進みます。
小腹が空いた私達は、ドーナツの切れ端(funnel cake)を購入し、ビーチでパクパク。
ここ、波が来なそうですが、たまの大波の時は水が来ます。Ryokoは波が大きいたびに立ち上がって逃げていましたが、natさんはなんのその。地面にべたっと座り込み、一度もお尻をあげませんでした。
続いて、予定していたサイクリング!ビーチ沿いはとっても気持ちよかったですね。
ここで、マッスルビーチを発見!さすがはnatさん。しっかり登り切ります。
Ryokoは足の擦過傷が嫌で手だけで登ろうとするため、挫折するも、natさんが許してくれません。
すると、私達の日本語を聞きつけたロサンゼルス在住のサムライが話しかけてきました。
「俺ここらへんじゃ有名なんで。」「日本で有名にしてください。」
(サムライさんの名刺)
サムライと別れ、サイクリング続行。
海に行きたいnatさんは、自転車で砂浜を進もうと試みますが、タイヤがまったく進まず断念。手で押して自転車を括られるポールを目指します。
nat&Ryokoといえば、創作。
これまでいろいろなものを作り、地元の人を沸かせてきましたが、今回はリマの先輩に喜んでもらおうと、砂浜でビールジョッキを作ることに。
結局、ディグダ……りんご……に終わりました。
思わぬ創作でロサンゼルスでの時間の大半を過ごした私達。そろそろ夕飯を取り空港に戻る準備をしなければなりません。
晩御飯はハンバーガー。Ryokoの空腹は最高値に達したため、単なるハンバーガーですが、ミシュラン五つ星でした。
空港にバスで戻ります。程よく体を動かした私達は、海外の公共交通機関で深い眠りに入りました。今思えば、ここから戦いは始まっていたのです……
目が覚めたら空港に到着。
いざ、先輩の待つペルーへ!一方で、ここまで極めて順調であり、何のトラブルもなくここまできた私達。先輩に珍道報告ができない・・・。