見出し画像

励まされる曲

世の中には応援ソングというか、人を励ます歌は たくさんある
ストレートに励ます歌は90年代から2000年代初頭に多かった気がする
時代=人々がそれを求めたであろうから、需要と供給的なアレだったのかとも思う
当時若かった自分は多くのそれに納得いってなかったというか好みではないものも多かった
応援されたくないわけではなく
ひねくれているから

そんな自分でもとても励まされる曲がある
それをそのミュージシャンが応援ソングと意識して書いたかどうかは分からない
これを書いている今一番に浮かんだのは
エレファントカシマシの「今宵の月のように」
あれが例えば今、偶然TVで流れようもんなら秒で涙が滲む自信がある

エレカシには空白期があり1996年再デビュー(この辺りはRockin'onJapanの山崎さんの記事をよく読んでいたが割愛)そして97年にヒットした「今宵の月のように」

当時勤めていたのがブラック企業(死語)で公私心身共に色々あり(割愛)
会社帰りバスの乗り換えが上手く合わず、その時間潰しの為バス停近くのコンビニに入っていた時
「♪︎くだらねぇとつぶやいて醒めた面して歩く~」
と宮本さんのVo.始まりでその曲はよく流れていた
ほんとくだらねぇよな…と苦虫を噛み潰し、同時に涙が、、となり。
暗くなく かといって無理矢理"励ましますよ"感を出してない曲調がより涙腺を刺激する

宮本さんがどう考えて作ったかは先程書いたRockin'onの記事にあったと思われるが記憶にはなく、ただ彼の決意みたいなものを感じた 

…………と、ここまで書いて歌詞を確認してみると
恋愛について書いてあるようで………
この曲を応援ソングとダサい言い方だが、そう感じる自分はなんなんだ
何を勘違いしたのか自分の何かと勝手に重ね合わせ励まされるのは何故なんだろう

まぁ、でも宮本さんの本意がどうであれ、励まされるんだから善しとする、
善しとする!!