友達の恋
定期的に友達の恋愛の話を聞いている。
友達と彼。2人のことは2人にしかわからないし、全てを話してくれているわけでもないだろう。
私は友達が幸せであればいい…と思って話を聞いている。
しかし…
幸せそうには見えない。
自分を押し殺して彼との関係を継続している友達。
彼は尊敬できる部分はたくさんあるんだろう。
客観的に「大切にされてなくない?」って思うけど、「こういう時は幸せだから」「こういう部分は尊敬できるから」と。
たくさんのしんどい思いを「こういう時」や「こういう部分」で隠してる。
彼に予定を合わせ、彼に尽くして「私がこうしていれば、この関係を続けることができる」と言ってる友達の顔は幸せそうには見えない。
私と会うたびに「こんな事があった…」「あんなことがあった…」と彼への不信感を喋る友達。
「私に伝えるようにそのまま彼に伝えたら?」と言うけど、それを伝えるときは終わる時だと言う。
それを伝えて終わるくらいなら我慢して関係を続ける。
そういう選択をしている。
友達が自ら選んでいること。
友達は私より少し年上。
「この人と別れたら終わり」「1人で生きていくなんて…」って思っているんだろうな。
だから不安にも耐えているんだろうな。
私も数年前まではそんな思考だったからよくわかる。
「1人=寂しい」「彼がいる=幸せ」という概念に囚われている。
私は幸いこのnoteに出てくる彼に1人でいることの幸せを学んだ。
彼といることのつらさを学んだ。
自分を大切にすることを学んだ。
私も友達も残りの人生の方が少なくなっている。
自分の意思ではどうにもならない他人の感情に振りまわされている時間はもったいない。
自分を大切にできる状態で他人と関わることができれば、いい関係が築けるのではないかと思う。
恋愛って。人生って。
難しいねnote