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人間関係を維持するコスト

「私、ママ友が少ないんですよね」

先日、職場の後輩であり友人でもある子から「ママ友が少ないんですよね。先輩はママ友いますか。」って、打ち明けられました。
(私も娘のママであり、その友人の友なのだけどね。)

『ママ友』を、子供中心にしたコミュニティで出会ったり、子供を介して出会った友人だと定義すると、私もまた、いわゆる『ママ友』って、あまりいないタイプのママです。

子どもが小学校に進学して2年目だけど、小学校で新たに親しくなった人、いないよ…。
産育休中も友達1人もできなかったよ…。笑

道ですれ違ったときに、立ち話する以上の関係のママ友は4人だけ。
ただし、その4人の方とは、子ども関係なしでも飲みにいきたい!
(実際に行くこともある。)
それくらい好きで、親しくしていただいてます。

たくさんいる訳ではないけれど、私の人生には私が大切にしたいと思う好きな方たちしかいない。これってとても幸せなのです。

「維持するコスト」は色んなものにかかっている

気づいたのは20代後半でした。
家も服も、人間関係も大切にするには時間やお金や労力がいるもの。

働きながら、子育てをして、さらにシングルマザーになったら、全てのものが有限だと気づく。

お金はもとより、体力と時間が本当に限られてる!

いつも疲れていて、いつも時間がない。
余裕がなくて、イライラして、何かに焦っていて…。
そんな時がありました。
(うっかりすると、今も陥ります…反省)

私は何を大切にしたいのか。
優先順位をどうつけるか。
初めて考える。

欲張って何でもやりすぎると、体力が尽きて、体調を崩すし。
(これ、仕事ですごく迷惑がかかる…)

全ての人間関係を大切にすると、本当に大切なひとに割くための時間も気力もなくなってしまう。
(一番割を食うのは大切な子供…)

本当に大切にしたい人やものを大切にできる余力を残す。
すると、自分の大切な存在が人生の中で存在感をどんどん増していく!

自分の管理できる範囲で人間関係を構築する事は自分自身を大切にする事に他ならないなと思ってます。

てゆか、「ママ友」って子どもを介して知り合った、ただの「大切な友人」なんだよね。
「ママ」の部分よりも「友」の部分の方が重要で、「友」であるきっかけはなんでも良いような気がする。

確かに、子ども同士が仲が良くてみんなでお出かけ出来たら、都合がいいことってたくさんあるけど、私の中では、何を差し置いても「ママ、こんなに素敵な人と友達になったよ」って紹介したくなるようなそんな人間関係を築くことが目標です。

『ママ』としての自分ではなく、一人の人として誰を友人と思って大切にしているのか。
その視点はとても大切だと感じています。


友人と娘と3人、いつメンでキャンプ。

「私、ママ友が少ないんですよね」の答え

ということで、「私、ママ友が少ないんですよね」って打ち明けられたとき、私はこう口をついていました。

「今だって会いたい友達と会う時間作るの大変なのに、これ以上増えたら、もう維持できない!」

そうすると、「そう言われてみると、私もそうでした!」って、納得して笑っていた友人。
今足りないものに目が行きがちだけど、自分が今大切にしたい人間関係にフォーカスした方が、幸せだよね。

今ある人間関係を大切にして、幸せを感じていると、素敵なご縁は自然にやってくる。
ご縁があって、結果的に友人ができる。

「ママ友」も「ママ友でない友人」もカテゴライズせず、シンプルに大切な人を大切にしたいです。

色が好きだなそう気づかせてくれたものまた、友人なのですが、それはまた、改めて書かせてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
ではまた!


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