【ファッション】「きれいめ」って何ですか。
ファッションに関連する「きれいめ」ってすごーくよく聞くと思いますが、これって具体的になんなの?
これを理解するとTPOに応じた服選びが楽になるんです。
ドレスコードの分類
いわゆるドレスコードは主に以下のように分類されます。
格式が高い順にフォーマル、セミフォーマル、インフォーマル、スマートエレガンス、カジュアルエレガンス、ビジネスアタイア、スマートカジュアルです。
こちらはあくまでもオケージョンのシーンでの分類です。だから、どのドレスコードでも着用するシーンは全てフォーマルシーン。
カジュアルの対にはフォーマルがあります。
ビジネスシーン軸での分類
一方、オケージョン以外では「きれいめ」とか「きれいめカジュアル」「オフィスカジュアル」「ビジネスカジュアル」なんて聞きますよね。
こちらはカジュアルの対義語として「ビジネス」がきています。
おそらく多くの場合、仕事着や普段着を想定してこちらの基準で考えることが多いのではないでしょうか。
分類方法が確立されていないのですが、ビジネスに対応する順でいうと、ビジネス、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアル、カジュアルになるのかな。
総合して考えると、
・カジュアルの反対にはビジネスやオケージョンがある。
・ビジネスやオケージョンに対応するファッションを「きれいめ」と言うことが多い
つまり…
ビジネスシーンでやオケージョンで対応できるものになればなるほど、「きれいめ」要素が強いと考えられると思います。
「きれいめ」の正体
きれいめな要素って具体的に何なの?というと以下のとおりです。
【きれいめ↔︎カジュアル】
形 露出少ない↔︎露出多い
ジャストサイズ↔︎オーバーサイズ
色 彩度低い↔︎彩度高い
柄がない↔︎柄がある
色が少ない↔︎色が多い
※彩度は色の鮮やかさです。
原色に近いと彩度は高くなります。
素材 ツヤある↔︎ツヤない
ハイゲージ↔︎ローゲージ
麻・綿など天然素材↔︎レーヨン・ポリエステルなど化繊
他にもありますが、代表的なところで言うとこれくらいでしょうか。
これほんとーーーに覚えておいたらコーディネートが楽になります!!!
義務教育で教えてほしいレベルで役立ちます。
全てきれいめに寄せればスーツになったり、フォーマルドレスになったりしますが、どのくらいまでどの要素でカジュアルを足して崩していくかを調整することによって「きれいめカジュアル」「オフィスカジュアル」などが出来上がるんです。
TPOやお会いする人に合わせて調節してコーデしていきます。
きれいめ+カジュアルの例
例えばこの日のコーデ
スカートは白でツヤがあるきれいめな色と素材。
おち感もとろみもあり、形もきれいめです。
これにブラウスとか合わせちゃうと、なんかコンサバすぎて違和感…。
そこでトップスはオーバーサイズなざっくりニットでカジュアルさをプラスしています。
また、イヤリングとバックもビビッドな黄色に。
カバンも少し個性的でイヤリングの素材もプラスチックでカジュアル。
そんなふうにしてバランスを取ってきれいめカジュアルにしています。
対応できるカジュアルレベル・きれいめレベルは人によって違う
どのくらいのカジュアル度合いが得意か(逆に言うときれいめ度合いが得意か)は人によるんですよ。
あとは年齢にもよるところもあります。
私は顔タイプアクティブキュート。
子供顔に分類されます。
子供顔の人はカジュアルが得意なのですが、私はカジュアルに寄りすぎても部屋着感がでてしまいます。
でも、同じアクティブキュートの方でも思いっきりカジュアルに振り切っている人もいます。
本当にね、診断結果だけではわからないことだらけなんですよねぇ。
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