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考え方を変えたらクリスマスが素敵な時間になった

みなさん、メリークリスマスでしたー!!!
いかがお過ごしでしたか??


わたしは気持ち的に、
無事にクリスマスが終わったーーーー!!!
と言った感じでしょうか。

わたしはここ数年はシドニーにある彼の実家で過ごすのがお決まりになっています。


長らく南半球でひとりクリスマスを過ごしていたわたしですが、パートナーや家族がいる友人から

”クリスマス大変!!!”

とはずっと聞いていました。


職場でも12月に入った頃から地元の奥様たちの間でストレス耐性のハーブが飛ぶように売れていて、

”クリスマスがもうそこだからね、これがないとやっていけないわ”

と。

何が大変なんやろか、と以前は完全に他人事でしたが、わたしも彼の実家でクリスマスを過ごすようになって今年で3回目。


こちらのクリスマスは日本でいうお正月の親戚の集まりと同じ感じです。

いや、本当に大変!!!!


三人兄弟の末っ子のわたしの彼は、お兄ちゃんにいいように使われ(笑)

”お前クリスマスランチ作れよ!”

と言われたのがきっかけで、わたしが出会うずっと前から家族にランチを作るという風習が出来上がっていたのです。笑


おかげで三年前からわたしは彼のお手伝いという体でクリスマス当日は家族にランチを振る舞うという一年に一度の大イベントなのです。



これが実はわたしにはストレスでして。

過去2年間はいつも相方実家のキッチンで大喧嘩。笑
どっちがシャフでどっちがキッチンハンドをするかで大揉めしていました。


わたしは前日も仕事のことが多く、当日はあくまでも訪問者でいたくて、彼がメインでご飯を用意して欲しい。
向こうはわたしの方が料理に慣れているので隣に居られるとストレスだからわたしがメインで調理を進めてほしい。

ってな具合で最近のクリスマスはもうトラウマレベルで不快なイベントだったのです。


今年は3回目だし、二人暮らしも長くなってきたのでコミュニケーションも慣れてきてて、お互いへの理解が深まってきているので、ふたりで11月(!)から計画を立て始めました。

わたしがクリスマス前に5連勤で、買い出しに行くタイミングも難しかったのですが、相方がしっかり動いてくれたので感謝。


11月には新鮮なサーモン半身をいつも行くお店で予約、あとは事細かにレシピをノートに書き写し、買い物が必要なものをハイライトで示し前日に買い出しに行ってもらいました。

イブに仕事から帰ってから仕込みを始め、クリスマス当日に必要なものを全て家から持ち出して朝の10時半から調理開始!


段取りが良かったのか、二人で手分けして1時間半で

  • ベイクドサーモン(ガーリックハニーとディルソース)

  • ラザニア

  • ラムチョップとミントソース

  • ブロッコリーとクスクスのサラダ

を完成させることに成功!!!





みんなしっかり食べてくれてとてもいい時間を過ごせました。



パートナーとの付き合いも長くなり絆が深まっているからコミュニケーションがうまくいき成功したとも言える今年のクリスマスですが、一番の変化は最近感謝を意識するようになったからだと思っています。


感謝なんてありふれていて、今までもやっていた気でいたのですが、最近わたしのメンターでもある方からの助言で毎晩せっせとgratitude(感謝していること)を書き出しているのです。

去年までのわたしはクリスマスといえば

なんでわたしが彼氏の実家の台所で結婚もしていないのに義実家に料理を振る舞わないといけないんだ。時給よこせ!!!!

くらいの気持ちでした。笑


彼の家族はとても優しくて良くしてくれるのですが、わたしの彼がクリスマスは料理をするという風習からわたしはとばっちりにあい、甲斐甲斐しくせっせと料理して自分可哀想、と思っていました。
みんなはもうホリデーに入っているけどわたしはホリデー関係なく働いているし、休ませてくれよ…と。


ですが最近はgratitudeジャーナルのおかげで彼の優しさや隣にいてくれるありがたみを再認識できてきているのです。


彼の優しさはもちろん、料理は得意ではないけどしっかりお手伝いや洗い物をしてくれる、自分の得意なことは率先してやってくれる、お花を買ってきてくれる、ご飯を好き嫌いなくなんでも美味しい美味しいと言って食べてくれる。

とても素敵なひとです。


そうしたら、彼のお母さんにも感謝の気持ちが湧いてきました。

お母さんのおかげでわたしの彼は好き嫌いなくなんでも食べる人に育ったんだな、とか
昔からママの手料理を食べて愛情たっぷりに育ててもらったんだな


40年以上前に言葉も通じないオーストラリアに渡ってきた、彼のご両親。
とても働き者で、お兄さんたちもとても優秀。

親戚も誰もいないこの土地で生活、そして子育てはどれだけ大変だったことだろうか。

ご両親の苦労と努力と愛情のおかげですくすくととてもやさしい人へと育ったわたしの彼。
ありがとう。ありがとう。


ふと今ある私たちの生活の成り立ちを想像したら心から感謝が溢れてきて、
今までの
”義実家で料理させられている可哀想なわたし” から、彼の家族からわたしが得てるものが多いことに気がつき、


彼の家族に料理をさせてくださってありがとうございます。本当にありがとう。

という感謝と恩返しの気持ちで溢れています。

だからそんな気持ちで作ったクリスマスランチはお世辞抜きでとってもおいしかったです。


ちゃっかりお母さんから、使っていないというステンレスのフライパンももらって帰ってきました。うふふ
フランパン買おうとしてたところだからラッキー!

今年やっと家族と過ごすありがたみを実感できるようになったわたしですが、長いこと家族と離れて寂しいクリスマス、お正月を過ごしてきました。

みんな家族やパートナーがいる子がほとんどで、そういう家族がシドニーにいない人向けの集まりも誘われたけどひとり行動が好きなわたしはそこまでする気にもなれず。


年末年始は同僚の抜けた穴を埋めるためにたくさんシフト入れて、当日は空っぽのシェアハウスで一日中のんびり寝て過ごし疲れた体を休めていました。
正直わたしはあまり寂しさとかを感じるタイプではないので苦じゃなかったけど、このホリデーシーズンは家族家族、と家族と時間を過ごす雰囲気がとても大きいのでいつも以上に故郷を恋しく思う人が多いように感じます。


けど実際パートナーの家族と過ごすようになって思うのは、どの状況でもそれぞれに悩みや苦労があるということ。

独りだった頃に寂しさを感じずに、自由ばんざーい!!と思うタイプだったわたしにはこの家族時間が拘束されているようでとても苦痛に感じていたのです。でもきっと誰かと一緒に過ごしたいと思う人もいるはず。

そんな人にぜひ考え方を少し変えてみて欲しいです。

自分が劣っている、優っているとかなく、

みんな一緒。
みんな平等。
幸せは自分の中にある。

あの人が悪い!なんでわたしばっかり!!
ではなくて、本当に小さな一つひとつ目の前にあるものへ感謝をし続けると見え方が変わるはず。
その状況の見方を変えるともっと大きな幸せを噛み締められるはずです。


去年一昨年と何も状況は変わっていない中で自分の考え方、捉え方が変わったおかげでようやく幸せを実感できるようになったからこそ思います。

と言ってもわたしもまだまだ訓練中なのですが。


さーて、年末ラストスパートだぞーーーー!!!!!
*特にイベントはもうありません。笑





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