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自分のこころの声を聴く

Chihomi@傾聴ときどき歌う人です。

みなさんは、自分のこころの声を聴けていますか?


日頃から、こころの声に耳を傾けていると、今、自分がどうしたいのかに気がつくことができます。
そうすると、こころの平和が訪れ、その都度その都度気持ちを抑えず、素直になっているので、こころのクリア度は高いと思います。

でも、他者と関わって生きてる私たちは、我慢せざるおえない状況になったり、自分が我慢すればいいとか、無意識に感情や気持ちを抑えたりしている場合があります。

そんなふうに自分の感情や気持ちを抑えていくと、こころの声を感じなくなってしまいます。


こころの声を感じないと、どうなるのかというと、
①うれしいとか楽しいとか喜びの感情がわからなくなる。
②他者の気持ちがわからなくなる。
③自分の欲求や気持ち、感情がわからなくなる。
④相手の話が聴けなくなる。つまり傾聴ができなくなる。
などが考えられます。


今回は、とくに③と④のつながりについて、考えていきたいと思います。


具体例をあげて考えていきます。
たとえば、
今日、行きたい場所が二ヶ所あったとします。
その日に行ける場所は一ヶ所しか行けません。
一ヶ所目は、行かなきゃ行けない場所。
二ヶ所目は、行きたいと思っている場所。

こころの声は、二ヶ所目の場所に行きたいと思っているのです。
一ヶ所目は、現実的に考えると、行かなきゃいけないと思っている場所で、行かなきゃいけないと思っています。二カ所目は、こころが揺れ動いて、行きたいと思った場所だからです。

実際にこころの声を選ぶのか、どうするかは自分で決められますが、こんなふうにこころの声を聴いてみることは、とても大切です。


この記事には、具体例に事柄を書きましたが、感情や気持ちの面で、こころの声を聴くことは、とっても重要です。


これは私自身の体験なので、全ての人に当てはまるかはわかりませんが、傾聴練習をしているときに、自分のこころの声がわからず、つまづいたお話をします。

それは、傾聴練習をしていたあるときのお話。
練習が終わってから、自分に違和感を感じました。
どんな違和感かというと、
①共感しているようで、全く共感ができていない。
②寄り添えていない。
③人の気持ちが全くわかっていない。
ということに気がつきました。

傾聴をしているのに、大事な部分ができていないのです。

「なんでだろう?聴き方が悪いのか」などと
原因を考えてたり、聞いてみたりして、最終的に辿り着いた答えは、自分のこころの声を聴いていなかったからでした。

それまでは、感情や気持ちを我慢してるってことは、多少はあったとしても、そんなにはないと思っていました。
自分では、わりと表現できていると認識していたからなんですが、実は、気がつかないところで、全然表現できず、抑えていました。
なぜそう思ったのかというと、こころの声がわからなくなっていたから。
つまり、こころの声を無視し続けていたということです。

それから、こころの声を意識しました。
すると、傾聴練習にも変化があり、少しずつですが、気持ちに寄り添うことができるようになりました。

この体験が傾聴にとって、こころの声を聴くことは、とっても大切なことだということを知りました。


そうはいっても、私もまだまだ練習中ですが、自分のこころの声を傾聴しています。

傾聴するしないに関わらず、ちょっとこころが疲れていたり、悶々と悩んだりしているあなたへ。
強制ではありませんが、是非こころの声に耳を傾けてみてください。
今、あなたのこころの声は、どんなことを伝えていますか?どんな気持ちや感情を話していますか?

1日1分、自分のこころに耳を傾ける習慣。









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