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自然の中であそんでいると、人はなぜか声が大きくなる。 【本文抜粋03】
「自然あそびで子どもの非認知能力が育つ」の本の中で著者・長谷部雅一が語っている「自然あそび」の極意をたまにつぶやいています。
---以下、本文より抜粋---
なぜか、自然の中であそんでいると声が大きくなるんです。
学校の教室、会社、通勤電車……こういった場所では、きっと大きな声を出すと周囲に迷惑をかけてしまうのでみんな静かに生活しているし、下手すると必要以上に小声で話をしたりして、気づかないうちに心も体も自分を抑制してしまっています。
近頃は、公園に行っても「ボールあそびは禁止」、「自転車の乗り入れは禁止」などと禁止事項ばかりが決められていて、開放的にあそべる場所に来たにもかかわらず、思い切り遊ぶことさえもままなりません。特に都会になればなるほど、規制が多いのが実情です。それはお母さんやお父さんが送っている社会でも同じ状況ではないでしょうか。
そんな背景があるからか、人は自然に身を置くと心も体も解放的になり、普段より素直になれるようです。