シモバシラの柵を直しました
シモバシラはシソ科の植物で、冬になると枯れた茎から吸い上げた水分がしみ出て、氷の結晶ができます。氷点下になるような寒い日に見られます。
事務所前にシモバシラがあるのですが、柵がボロボロになってしまったので、作り直すことにしました。
使うのは竹!カゴや食器になったり、柵や生け垣になったり、日本では古くから生活の一部として利用されてきました。
竹を縦に割って、水分を含ませます。
火であぶってやわらかくなったところを水で冷やして固めます。
固めた竹の柵を、シモバシラの周りに刺していきます。
完成です!
冬の初めには、イノシシによってシモバシラが根本から掘られ荒らされてしまいました。イノシシからのダメージはかなり大きく、荒らされた場所は結晶が見られなくなってしまいました。
イノシシを完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、少しでも抑止になればと思います。
次の冬もきれいなシモバシラが見られますように!
岩井ちぃ