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徳之島移住への軌跡

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徳之島への移住までの体験記を記録しています。
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#価値観

考えてわからないならやってみる

2019年になり、最適解は見つからないけれど、できることから行動することにしました。

目標としては2019年の5月ぐらいに移住する。そのため、仕事を辞めて、親との時間を長く持てるようにする。

葛藤してきた過程の中で、仕事時間が無駄だという結論は出ていました。もちろん生活があり、給料でご飯食べて家賃払っているのですが。それよりも大事なものがあるので、大事なものを優先するために退職することにしまし

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葛藤、自分の想いと親のこと

島での素晴らしい日々を終えて、また東京の日常。それにしても、東京から行く島はキラキラと美しい。コントラストなんだろう。

このころにはいよいよ歩けなくなってきた父のために介護ベッドをいれた。介護ベッド入れるスペース作るにも一苦労。介護サービスの方々には頭が下がるが、それでも家族がやらなきゃいけないことも多い。

ぼくたち夫婦は、父や母との時間を取りながら、移住についても話し合いを重ねた。

夫婦の

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考えもしなかったを実践されていた

2018年の夏、またしても島に渡ることに。

毎日に仕事に疑問を感じ、親のことに心を割いて、それでも島には行きたいという目標をもって動いていました。

台風の影響で奄美大島一泊することになり、奄美大島のすばらしさの片鱗にも触れました。徳之島より全然おしゃれなお店があって笑

田中一村の美術館は素晴らしかったな。島の風景とアートって成立するんだと刺激ももらいました。

さて、徳之島に渡ってからは、先

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ジレンマ

日常は仕事と介護サポートに追われるようになっていた。

職場では、典型的な「人に厳しく自分に甘い」上司の元、ぼくも他メンバーも士気が下がっていった。理不尽な毎日に「人生ってこんなんだっけ?」と疑問を持つようになった。この理不尽さや酷さは、その環境にいた者しかわからないので具体的にはやめておきます。

後日談だけど、ぼくと他メンバーそれぞれの背中を上司が押してくれたのだと解釈しています。こんな場所に

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できるときに、やるべき。

島から帰って、日常に戻る。職場は出向先から復帰できることになり、一安心。しかし、戻る先は悪名高い営業所だった。なかなかうまくいかないもんだ。

人を大切にしない環境での毎日、そして父の病状の進み具合を見ていて、自分の中で価値観が変化してきた。というか、気づいたという感覚かもしれない。

人生を惰性で過ごしてはいけない。今は今しかない。やれるときにやらないと、やれなくなったときに後悔する。

今、持

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