日本のサウナがここまで広がるようになった理由を考えてみた。
どーも、りょーちんです。
今日は久しくnoteを発信していない∧なんかおしゃれなクラシック音楽を流しながら、noteを書きたい気分だったので書くことにしました。
とはいえ、ずっと前から書きたい内容はあったんです!
それが何かというと、昨今話題の「日本のサウナブーム」についてです!
「なんで、こんなに日本のサウナが広がるようになったのか」
いちサウナーとして、ぜひとも自分なりの解を持っておきたかったのと、
単純に知りたかったので、今日はこのお題について考えることにします。では本題へ!
サウナの作り手の存在の影響
この前、とあるサウナに詳しい人の記事を読んでいると、そこにヒントがありました。
その方は、「サウナ文化研究家」のこばやしあやなさんです。こばやしさんは、フィンランド在住で日本とフィンランドのサウナの文化を比較し、研究されている方!
実際に本もいくつか読ませてもらいましたが、どれもめちゃくちゃ面白い内容ばかりで是非皆さんも呼んでいただきたいです。
こばやしさんが書かれている記事の中に、日本のサウナがここまで盛り上がった理由について言及していた箇所がありました。それは、
「なるほど。ふむふむ。サウナ作り手以外の存在か。」
普段、日本でサウナを楽しんでいたら気づかない当たり前でしたが、確かに「サウナイキタイ」、『サ道』といったものは日本にしかない独自のものであり、こうした外部の作り手「以外」の者がこのサウナ文化を後押ししたことには納得せざる負えませんでした。
実際に私も、全国のサウナグッズが一同に会して集うサウナ物産展にいって、爆買いした記憶が今鮮明に思い出されます。。。
とまぁ、前置きはさておきこの記事には、こんなことにも触れていました。
確かに、私もサウナグッズをそろえてみたり、お気に入りのサウナハットに施設のロゴワッペンを縫ってオリジナルサウナハットを作ってみたりと、まさに日本人ならではのこだわりを追求する「オタク」街道を歩んでいたことに気づきました(笑)
日本人が持つ「素直さ」と「オタク気質」
ここでいうサウナの「二次サービス」という言葉を聞いて、ふと安宅和人さん(ヤフーCSO)が書いた『シン・二ホン』の内容を思い出し、自分の中でめちゃくちゃ話が繋がりました。
というのも、「日本人って0→1は苦手だけど、1→100にする力ってめっちゃ得意」だという内容。
産業革命の時に、電機や蒸気機関車といった新技術が生まれ、1次産業が発達した国が成長。(もちろん日本は対象外)
しかし、この新技術を応用して、車(TOYOTA)や家電(SONY)などの2次産業が日本で大きく発展し、世界トップランナーの企業を輩出。結果、日本の経済が大きく成長し、世界中に質の高い日本製品が普及し、日本の名が世界にとどろくことに。
その由縁たるは、この日本の文化として私たちに昔から刻まれている、
①いったんいろんなものを吸収してみる「素直さ」と、
②一度はまったらトコトン追求する「オタク気質」
この両方があるのかなと。
そして、サウナという分野がまさしく、この日本としての”強み”が現れた文化なんじゃないかと。
日本の強みを体現した「サウナ文化」
日本のサウナは、フィンランドで当たり前のロウリュ、ドイツで生まれたアウフグース、樽上の形をしたバレルサウナ、スーパー銭湯に昔からある銭湯、東京を中心として行われるサウナイベント、そして最近は一人でサウナを楽しむ個室サウナ、アートを見ながら楽しむサウナ、SDGsに配慮したサウナ、鍾乳洞にあるサウナ、バルト三国で行われるウィンキング、サウナ後の飯、etc
日本のサウナはこの一見カオスともいわれるほど、いろんな種類のサウナが生まれ、また次々と他分野とのかけ算がなされ、多くの分野で「サウナ」の文字を見る日々が続く昨今。
このように日本のサウナが多様な形で変化し、成長を遂げ、今の「サウナ文化」が成長している背景には、私たちが既に日本人として備えている
①まずはいったんいろんな文化を吸収してみる「素直さ」
②そこからどんどんアレンジして追求していく「オタク気質」
この2つの日本人としての”強み”が出たからこそ、一大サウナイノベーションが生まれ、どこの国にもまねできない新サウナ文化を築くことができたのではないでしょうか!!!
自分の中での問答が終わり、また1つ悩みが解決され、めちゃくちゃすっきりとした気分の今日。
これ終ったらサウナに行ってこよーっと。^^
それではまた!
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