田舎者が究極の川遊び(個人の感想)を教えましょう
こんにちは。
なんだって日本の夏はこんなに暑いんでしょうね。
僕は人一倍汗っかきです💦
とんでも汗をかきます。
真夏に駅まで歩いて公共交通機関を利用すると汗のせいでクーラーが冷たすぎて逆に風邪ひきそうになります笑
田舎育ちの僕はこの季節になると暑さを逃れるため川に行きます。
山間の地域には綺麗な小渓流が多いです。
小川や渓流に近づくだけで本当に涼しいです。
多分川辺に立つと体感気温は30℃を切るんじゃないでしょうか?
BBQをしたり泳いだり、川では人々がいろいろな活動をします。
BBQ楽しいですよね。
ただ一方で手間がかかったり、アウトドアに疎いとハードルが高いというような話も聞きます。
都会に住む人たちの話を聞くと炭にどう火を着けたらいいか分からないという人もいるようです。
たしかに準備するものを準備していざ行ってみたらどうしたらいいか分からないというのも不安ですよね。
キャンプ場に行けば手ぶらでいいしレクチャーもしてもらえると思いますが、真夏の繁忙期にそこまで手厚くサポートしてもらえるかどうか、、、
そうなるとせっかくの夏のレジャーから川遊びという選択肢が危うくなってきてしまうこともありますね。
ただご安心ください!そしてお任せください!!
今回は誰でも簡単にそして小慣れた感が出せる究極の川遊びをわたくしがご教授させていただきます💪
ただこの遊びをなんと呼んでいいか悩みますね🤔
言うなれば「わらしべ生き物ハント」といった感じですかね?
では行きましょう!
まずは川に降り立ってください(雑)
早速生き物を捕まえましょう。
何を捕まえるかに関しては子どもたちの方が詳しいかもしれません。
ズバリ川虫です🐛
はいそこドン引きしない笑
おとなしいから大丈夫です。
川虫たちはおもにカゲロウやカワゲラ、トビケラといったような昆虫の幼虫のことを指します。
幼虫のあいだを水中で過ごし、成虫になるタイミングで陸上に上がり羽を手に入れて飛び立ちます。
夏の夜に小さい羽虫が自動販売機に留まってるのをみたことがありませんか?
あれらがこの虫たちの仲間です。
なぜ先ほど子どもたちの方が詳しいかもしれないと言ったかというと、これらは小学校の生活科や理科の教科書で紹介されるからです。
遊びに行く前にお子さんに教科書を借りてよかったら一読してみてください😊
また先ほど川に降り立ってくださいと言いましたが、厳密には川の上流部で遊んでください。
これはこの川虫たちが「指標生物」と呼ばれ、川の水質が良い場所にしか生息しないからです。
東京都内でしたら最西部のあきる野や日の出、奥多摩などの多摩川上流部がおすすめです。
では実際に捕まえている様子を紹介してみます。
川に入る時は岩に苔が生えていたりして滑りやすいので、デッキシューズやマリンシューズなど、歩きやすくグリップが効く靴を履いて入ってください。
こんな感じのゆるく流れる浅場で十分です。
川に入って不用意に深場に近づくことはやめてください。
川に入ったら小石がゴロゴロしているようなところを探して立ち、小石の下流側にどんなものでもいいので網を構えてみてください。
こんな感じです。
あとは上流側の小石をジャブジャブ手や足でかき混ぜれば、そこにくっついていた川虫たちが流れに乗って網に入ってきます👍
画像の真ん中の方に小さな虫が写っています。
これはオオヤマカワゲラの幼虫で別名「キンパク」や「オニチョロ」と呼ばれます。
ちなみにこの別名はのちの生き物ハントのヒントになってます✨
うまくいけば15分くらい続けるだけでこのくらいいろいろな川虫が獲れると思います!
これが楽しい楽しい川遊びです、、、
と、これではまだ終わりませんよ!
なんてったってわらしべですから。
実はこの川虫たちは水質の綺麗さを証明するだけでなく、立派な釣りの餌になります!
キンパクやオニチョロ、ヒラタ、ざざ虫というような川虫の別名はおもに釣りの世界で使われています。
これがまた簡単に捕まえられる割にびっくりするほどよく釣れます!そしてタダです。
その場のものを餌にしているから当然とも言えますがね。
そしてこの釣りが最初に言った「小慣れた感」を演出します。
なぜならこの川虫獲りを知らない人たちがBBQしにきたから釣りをやってみようと言って買って揃えてきた道具を使って釣りをすると、大抵の餌はねり餌です。虫を触れる人たちでも大抵は養殖されたミミズやブドウ虫という芋虫を餌にすると思います。
これらは魚がたくさんいてよく餌を食べる場所ではよく釣れますが、大きさなどを千切って調整するなどをしないと全く釣れないということがよくあります。
でももしあなたが川虫獲りを知っていたら、それを餌に隣でバンバン魚を釣っていたら、これは紛うことなき「小慣れ感」ですよね。
肩で風切って歩けますよね笑
それくらい簡単だけど意外とみんなこれやらないんです。
では釣りの様子も簡単に紹介してみましょう。
ごめんなさい。この次の写真は若干閲覧注意かもです。
虫に針を刺している写真です。嫌な人はこの先は大きくスペースを空けておきますので素早くフリックして飛ばしてください。
ごめんなさい。言うの忘れてました。釣りの仕掛けに関してはここでは少し手間なので紹介は控えておきます。
道具を用意したい場合は釣具屋さんに行って「川虫を捕まえて自分で餌釣りをしてみたいんですが」と尋ねてみてください。
簡単な竿と仕掛けを見繕ってくれるはずです。
それでも自分で一からやってみたいと言う方はメッセージをいただければ、記事を作ってみるか個別にお教えするかさせていただきます🙇♂️
あとは付けた餌を川の少し流れが緩やかな水深のある場所に向かって投げ入れるだけです。
水深があると言っても大人の太ももくらいの深さがあれば十分です。子どもでも足が着く胸の高さくらいの深さですね。
少し待っていると魚がいればすぐビクビクッという反応が竿に来るはずです。そうしたら手首のスナップを効かせて竿を引き上げましょう。
こんな感じで魚が釣れてきます😄
この日は魚の反応が良い方ではなかったですが、それでも30分ほど釣ってこの通りです。
こんなふうに簡単な割に意外と本格的にできる川遊びなのでぜひよかったら皆さんも一度やってみてください!
採算いろいろな記事でも申していますが、自然の中で遊ぶのには危険のリスクが付きものです。
十分に準備や下調べをしてから行くということと、危険な場所にはどんなに興味があっても近づかないこと。
特に川では天気の変化によく注意をしてください。
その場所は平気でも上流側の雲がドス黒い場合にはそこで局地的に大雨が降っているかもしれません。その雨は下流側に数分で押し寄せてきます。「鉄砲水」という現象です。
こういう兆候が見られた場合にはすぐに川から上がり、少なくとも河原からは離れてください。
安全に気をつけて楽しいレジャーを満喫してくださいね。
読んでいただいてありがとうございました。
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