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プロレスにおける批判的な考察 2025

1 大会結果

 後藤洋央紀がザックセイバーJrに勝利IWGP世界のベルトをついに獲った!
 良かったと思う。ここ数年、すっかりYOSHI-HASHIとのタッグが定着し、タッグタイトルしか獲ることができなかった。
 わたし自身、後藤のスタイルには今一つ感情移入ができなかった。
 大技の乱発と過剰なアクション・・・一つのフィニッシャーにこだわり、必死に戦う姿勢が感じられなかった。
 生き方が不器用なのだろう。振り返れば、白使みたいな白塗りペインティングがその典型。何を思っていたかは分からないが、あれでドン引きしたプロレスファンはわたしだけではないだろう。
 だけど、昨年あたりから家族のことを伝えるようになり、ファンからの支持が少しずつ高まったような気がする。その集大成がこの前のNew Beginning。
 願わくは、不器用でもいい。がむしゃらに戦う王者像を見せてほしい。正直長期政権はないだろう。すぐ後に、次期チャンプだろうという若者がたくさんいる。
 もうひとつ、注目すべきはバレットクラブの内紛。いずれ始まるだろうとは思っていたが、いきなり開戦HOT対War Dogs。
 まあ、どう考えてもWar Dogsがベビー化か。ゲイブ・キッドがこれを機会に本当の意味でトップに躍り出るのではないか。
 気になるのはフィンレーの今後。ただ何となく思うのは・・・フィンレーがバレット全体の新リーダーとなり、他のメンバーとともにEVILとゲイブを追放、というシナリオ。どうだろう・・・!?

2 ″ワクワクする”カードと″すごい”試合

 このNew Beginning。大会の評判がすこぶる良い。やはり興味あるマッチメイクで客は入る。そして試合内容で満足をし、「また来よう。」となる。
 物価高(プラス円安)の今、新日本プロレスも苦しいだろう。外国人レスラーをよぶのは楽ではない。
 だからこそマッチメイクは重要。幸いNew Japan Cupはワクワクさせられるカードが並んでいる。
 その前に棚橋・・・後藤とすごい試合を見せてほしい。「旗揚げ記念日」のメインがこの二人であるのは意味があるのだ。
 そしてNew Japan Cupは・・・ジェフ・コブ!ついにチャンプになるときだ!!

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