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2本のペンとの出会いのストーリー
考えを整理したいとき、アイディアに降ってきて欲しいとき、心を落ち着かせたいとき、集中したいとき、なんだか書きたいとき、2つのペンを頼りにしています。
ペリカンの万年筆スーべレーン
大切にしていて、まだ外に持ち出したことがない位。自宅でだけ使っています。この万年筆を手に入れたのは、憧れの白洲次郎さんが使っていたと知ったから。
白洲次郎さんは、あれだけの聡明で類まれな資質を持っていながら、ご自身の信じた原則(プリンシプル)に基づき、とにかくかっこいい生き方をされた方。
吉田茂首相に請われてGHQとの折衝にあたった際、高官にケンブリッジ仕込みの英語をほめられると、返す刀で「あなたの英語も、もう少し勉強なされば一流になれますよ」とやりこめ、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた話は有名ですよね。
時を超えて同じものを使っているのだと思うと、思いを新たにしたり。身が引き締まったり。
そろそろ外に連れ出そうかな。
ウォーターマン ボールペン エキスパート
ある日、こんなストーリーを目にしました。
「とあるホテルでチェックインする際、フロントの方が差し出したボールペンがあまりに書きやすい事に驚き、思わず尋ねました。
"これはなんというペンですか?”
そうして教えてもらったのが、『ウォーターマンのエキスパート』でした。
"素晴らしいですね”と声を掛けると、フロントの方がこう話してくれました。
"お客様には使いやすいペンをお使いいただけるよう、当ホテルのスタッフは全員このペンを身につけているのです"と。こんなところにもホスピタリティが行き渡っている素晴らしいなホテルでした」
これを読んだ私は、どうしてもこのペンを試してみたくなったのです。
それ以来、ずっと一緒です。滑らかで本当に書きやすいペンなのです。
お客様とお話していて、たまにお貸しすることもありますが、そうすると、必ず、書きやすいですね、と感動されます。
もともと、ペン好き、ノート好き。
この2本以外にもお気に入りはあれこれありますが、この2本は特別。自分の軸がブレなくなる2本です。
では、また