患者役を体験する意味
看護学生さんは、演習で看護師役と患者役を体験しますよね。
看護師役は自分がこれからやる立場になるので必要なのは分かりますよね💡
でも、患者役もやります。
それはなぜだか分かりますか?☺️
それは
患者さんの立場になってみないと分からない事を学ぶため
だと私は思います。
例えばベッドに寝たままシーツ交換をするとします。
看護師役の人は、
マットレスを持ち上げすぎないように…
ガタガタしないように…
など、様々な事を考えながらやると思います。
おそらく、その時できる自分のベストをつくしてやっていますよね。
でも、それだけ気を使っていても患者役になると気付く事が沢山あるんです。
コロコロが結構響くな…
下のマットレスを持ち上げても上まで響くな…
同じ体勢が疲れてきたけど自分からは言えないな…
柵冷たっ!!
背中の方は見えないから声かけをしてくれないと不安。
柵を外す時の振動ヤバい!
…などなど。
私達は健康な状態で寝ていてもそう感じます。
これが、どこか痛い所があったり、具合が悪かったりしたらどうでしょう?
もっと影響が大きくなりますよね。
そんな患者さんの立場に立って看護ができるように。
患者役はとても大切です。
自分で感じた事は、教科書で読んだり講義で聞いただけの事よりも記憶に残りやすいです。
きっと患者役をやった後の方が、良い看護ができるのではないかなと思います。
演習の機会は少ないですが、その機会を最大限に活かせるように、予習で流れを頭に入れて、復習でしっかり振り返りをし、技術を上げていって下さいね🍀
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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