看護学生の学びを最大限に活かす
今日は看護学生さんに向けて書きたいと思います。
学校で看護を学び始めると、膨大な量の勉強が押し寄せてきますよね😅
さらにレポートや課題やテストや提出物や…大変だよね💦
そんな忙しい毎日を過ごす看護学生さんにオススメな学びを深める方法を1つ提案したいと思います。
それは
日常の中に学んだ事を探す事。
例えばベッドメイキングの看護技術を学んでいるとします。
あれ、何かに似てない?
私は
折り紙に似てる!
と思ったんです。
三角にして…とか、中心線を合わせて…とか、どこに置いてどう開くとどうなるか…とか。
折り紙は布ではないから少し違うけど(笑)
もしかしたら折り紙が得意な人はベッドメイキング得意なんじゃない?と思いました。
ベッドメイキングが好きな人、どうですか?😊
ボディーメカニクスを学んだら、基底面積が…とか色々難しい言葉が並ぶけど、講義で習った事を自分の身体を使って試してみたら面白いと思うんですよね。
重いものを持つ時の姿勢を色々変えてやってみたり。
今は演習や実習の時間も限られています。
十分に学校でできない事が多いです。
だから、日常の中に学んだ事を探して試してみたり、そうか!と落とし込んだりできるといいかなと思います。
看護は人間を相手にする仕事。
診療の補助の部分(注射とか、採血とか、医療機械を使う部分とか)は日常の中には少ないかも知れませんが、
日常生活の援助
は日常の中に関連する事が全て含まれています。
マズローのピラミッドや、ヘンダーソンの14項目。
食べる、飲む、呼吸する、排泄する、清潔にする、寝る…
誰もが毎日必ずやっている事ばかり。
だから、学んだ事はすぐにでも日常の中で生かせます。
看護は病院の中だけのものではないのです。
あなたが学んだ事は、今すぐにでも自分や家族や友達や周りの人を健康にしたり幸せにする事ができる知識です。
医療行為や国家試験を合格した看護師しかしてはいけない行為は行ってはいけませんが、日常に学んだ知識を生かす事はできます。
人に教えるつもりで学ぶと身に付きやすいし、集中力も上がります。
講義の時は、その学んだ事を誰かに教えるつもりで聞きましょう。
演習のデモンストレーションの時は、次に自分が患者さん相手にやらなくてはいけないつもりでメモをしたり見たりしましょう。
みんなも大変だけど、先生方も見えない所でその1つの講義のために膨大な準備をしています。
授業料もかかっています。
1回1回が真剣勝負。
…そんな風に思えたらいいのかなと思います。
なかなか難しいけどね😅
私も学生の時、意識が飛んでた講義は沢山あったし😅
そんな私みたいな人のためにもう1つアドバイス。
1つの講義の中で
印象に残った事を【3つ】書いておく。
長い講義の中で沢山の事を教えてもらっても、全部覚えておく事は難しいですよね。
全部忘れちゃったらもったいないので、その講義の中で印象に残った事や、なるほどなと思った事など、マイ基準でいいので、今日のハイライトを3つ書き出します。
できればなぜハイライトに選んだかも書いておくといいかも。
先生が大事って言った所じゃなくてもいいです。(そこは大事だから別で押さえてね🍀)
そうすると、そのキーワードからその日の講義が思い出しやすくなると思います。
ちなみに私が今でも覚えているのは、何の講義だったか忘れたけど、先生が「たまには悪いって言われてる事を思いっきりやるのよ。私なんて寝る前にチョコをいっぱい食べて寝る!」って言ってた事です。(笑)
それは何の役にも立たないかも知れないけど、その先生つながりで、世の中を見る時には【色眼鏡を外しなさい】と言っていた事を思い出しました。
今考えるとすごく大切な事だと思います。
看護学生が楽だったという人はおそらく1人もいないと思います。
でも、その大変な中だからこそ、学びも成長も大きいと思います。
3年から4年でそこまで成長できるのは看護の特権。
毎日大変だけど頑張ってね😊✨