尾骨を意識する

人は四つ足動物から進化して二足歩行になった動物ですよね。

しかし、骨格は未だに四つ足動物の名残が色濃く残っています。

例えば、大腿骨と骨盤をつなぐ寛骨臼という関節があります。

この構造は上向きには浅く後ろ向きには深いです。

このままでは二足歩行には負荷がかかるので、関節唇（かんせつしん）という軟骨で補強されています。

なぜ寛骨臼は進化しないのだろう。

尾骨も同じです。

では、しっぽの働きは何でしょう。

相手に好意を表す手の代わりなんでしょうか？

わかりやすいのは、猫が塀の上を歩いている姿です。

猫やチーターなど木の上に登る動物はしっぽでバランスをとりながら歩きます。

ようは尾骨を意識してバランスをとっていることになります。

尾骨にはそんな機能があるかもしれません。

ちなみに私の場合尾骨に意識を向けることで

・重心が丹田に安定する。

・身体の歪みに気づく。

・骨盤が立つ。

ちなみに骨盤を立てるメリットは

上半身が骨盤の上にのるので上半身がリラックスできることと、

骨盤を立てて歩くと太ももの内転筋という筋肉を使うので

刺激を受けて骨盤底筋が活性化する。

現代人は足の外転筋を使って歩く傾向が強く

O脚の傾向があり、膝を痛めやすい。

なぜモデルさんは立ち姿が綺麗なのか？

みられているのもありますが、骨盤が立っているからなんですよね。

尾骨は神さまが私に残してくれた贈り物と思い

大切に意識していきたいと思います。