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#6 「作業場を移転して思った事」

お久しぶりの投稿となってしまいました。
実は・・・と言いますか、
私事になるのですがこの度服作りの作業場を移転いたしまして
新しく今の場所へとお引越しをしました。
拠点の移動は6月から少しずつ始めてはいたのですがなんだかんだでこの時期まで完了がずれ込んでしまういという予定の狂いよう。。。

いや、移転自体は7月初めにはもう済ませていて服作りの作業に取り掛かろうと思えば出来たのかもしれません(でも部屋の中が荷物で溢れて難しかったかも・・・)。
では、何がここまで時間をかけさせたのかと言いますと偏に「内装工事」だったのかと。



「工事」と書くとちょっと大袈裟に聞こえてしまうのですが
本当に大袈裟で、もしかしたら外から見れば大胆な「模様替え」程度に感じるのかもしれません。
ただ自分からしたらやはり「工事」に近い感覚であれこれ動いていたかなと思います。

今回移転するにあたって裁断&作業として使っていたテーブルは使わず今の部屋の規格に合うように少しだけ小さい物を改めてオーダーしたりアイロン代も合わせてオーダーしました。
テーブルをオーダーするなんて初めてで少し大袈裟というか、既成ものを探して買うか、元々あったものをそのまま使えば・・・とも考えたのですが中々規制品で良いのに巡り会わず、元の物も大きすぎるで思い切って購入した次第です。




ただ・・・高かった!
そのもの自体も高かったのですがビックリしたのは送料。
裁断台は勿論、生地を置いてカットするのでそれなりの大きさが無いといけないのですが「それなりの大きさ」の為にオーダーされたものを配送して頂くのに予定以上の金額がかかって背中に変な汗をかいたくらいです。。。
(予定していた配送代の数字のマルが一つ多くて目も丸くなりました!)

その他にも服作りに必要な道具を置く棚を作ったり備え付けの灯では少し暗かったのでランプを設置したり写真撮影用の背景の壁を作ったり。。。

DIYは普段からやっていた訳ではなく今回久しぶりに手を出したので正直わからないことだらけでその都度ホームセンターや電気屋さんなどに行って相談してもらったりネットで調べたりと、ここ1〜2ヶ月は服作りの知識を得るよりも棚作りなどの知識を学ぶ方が多くなっていたかもしれません。。。




そうやって少しづつ作業を進めてある程度服作りとしての部屋が完成に近づくにつれて何となく不思議な感覚になっていくのを感じたのですよ。

自分は元々計画してから行動を起こすのが苦手・・・と言いますか、
どちらかと言えば行動してみてから考えてみる、みたいな行き当たりばったりな部分があります。性格・・・なんですかね?

今回も例に漏れず「作業場を作る」という大前提からまずは入っていって
どんな作業場を作るのか?とかどんな雰囲気の作業場にするのか?などはそこまで
正確に組み立ててからスタートした訳では無く
もっと大袈裟に言えばこの作業場のコンセプトは?なんて事は考えていなかったのかもしれません。。。
ただ、何となくこういう雰囲気にしたいよね、こんな感じだと作業もし易いし捗るかな?位の大雑把な予想図を頭の中で引いてから完成に導いていった感じです。

作業台をオーダーして設置して、そこを基準に足りない物や欲しいものなどを少しずつ付け足していったこの感覚は、ちょっと違うのかもしれませんが
足元の靴を決めてからそれに合う服や小物類を決めていくファッションの一つの法則みたいなものと似ていたのかも?しれません。。。




上記で「不思議な感覚」と書きましたが
本当に面白い体験でして、行き当たりばったりな感じで進めていったはずの工房作り。
足りなかったものを買い揃えたり作ったり、
お部屋にちょっとした心に彩りを添える様な小物を新たにDIYしたり手に入れてみたりしていくうちに
どこか、元から部屋の完成品がしっかり頭で出来上がっていて
そのパズルを一つずつはめている様な、そんな感覚に囚われました。。。

「好き」がどんどん集まっていく。
一つずつ自分が好きなもので構成されていって完成に近づくにつれDIYの制作がスタートに比べ楽しくなっていってましたねっ

気が付けば工房と雑貨屋さんがミックスされた様な不思議な部屋が出来上がりました。
自分が求めていたのはこれなのか、と自分で作業したはずなのに何故か俯瞰してみている感じ。
とっても面白い。

ただ、服を作れなかったストレスもあったのでこれからやっと作れるという事で
ほっとしています。。。

作業場としては完成したのですが雑貨屋さんの空気感はまだまだ出したいので
これからもチョコチョコと手直しを加えたいと思います。

あ、イラストも描いていきたいですね!



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