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楽しく続けるって

note初めましてです、郡山です。私は、この3月で、大学を卒業するのと同時に、3年半続けたJAPFも卒業することになりました。とても悲しい。本当に寂しい。底無しに明るいと言われたりもする私ですが、しんみりとした気持ちで書いています。

JAPFに出会ったのは、1年生の夏休み、2017年夏期の2ヵ国研修の時です。当時、スタディツアーの参加者として、カンボジアとベトナムで多くのことを学ばせてもらいました。引率の先輩と、一緒に参加したみんなが、めちゃくちゃ素敵で優しくてかっこよくて、私の大学生活のあらゆる挑戦のきっかけになったスタディツアーでした。それから、帰国後にスタツアの運営側である学生委員会に参加し、これまで7期の間、活動してきました。3年半分のあれこれを語り出すと大長編になりそうなのでやめておきますが、いつの期も、どのチームにいる時も、ずっと楽しく活動させてもらっていたなと思います。

今年度の、そろそろ大学生活の終わりが近づいてきているなと実感し始めた頃、後輩の1人から、「どうして長い間やめずに続けてこれているんですか」と聞かれた時のことがすごく印象に残っています。その時は、ちゃんと答えられなかったし、正直うろ覚えですが、大きく2つ、「楽しいから」と「やめる決断をするのが苦手だから」と答えたと思います。でも、それから思い出すごとに理由を考えていて、こうしたいという志とは別に、「やめる理由が無かったから」というのも、理由の1つだったんだと思います。「続けようと思ったから」よりも、「やめる理由が無かったから」がしっくりくる気がするし、そう思った途端、やめていったみんなのことも思い出しました。

半期ごとに新しいメンバーが増えて楽しくなるのと同時に、それぞれの大学や様々な活動の兼ね合いでやめていく人が何人もいます。元々半期ずつの活動なので、1期とか2期活動して、次は別な挑戦をと考える人や、ゼミや卒論、就活が忙しくなるから、などなど、それぞれの理由をもってやめるので、むしろやめていく方が多数派かもしれないのですが。

そんな中で、そこそこ忙しくも、3年半も続けてこれたのは、絶対的に、自分が楽しくやれる空間を維持してくれている誰かがいたからだと気付かされました。もちろん、みんなでツアーを企画することだったり、引率として現地に行って考えたり動くことだったり、いろいろな人に出会い学ぶことだったり、会議後の雑談だったり、勉強会だったり、たまに学生委員会のみんなと会うことだったり、純粋に楽しいこと、続ける理由はたくさんありましたが、結局、やめようと思う理由がなかったのは、それぞれを維持できるように立ち回っていてくれたスタッフのおかげだったと思います。

私は割と、「今いる空間」を楽しむタイプなので、いつの期も、どのチームにいる時も、ずっと楽しく活動できたのは私の心の持ちようでもあると思うし、その中で、少しは貢献してこれた部分もあるかな、とも思っています。ですが、やっぱり、毎期、どこかで先頭に立ったり、小さく細かいように見えて実は1番複雑な仕事を受けてくれていたり、基盤を支えてくれたスタッフには頭が上がりません。学年も学年なのでそういう立ち回りも多少はしてきましたが、卒論で忙しい時にフォローしてくれる人や、東京での集まりに行けなくなったときに支部を動かしてくれる人、細かい資料を整理しておいてくれる人など、細やかな気配りによって組織が動いていたと思います。今こう思っても思うだけでは誰の負担も減らないし、誰かの楽しいが増えたりもしないけど、やっぱり1番に、そうしたスタッフのみんなにありがとうと言います。

長々と重苦しい文章を書いてしまいましたが、やっぱり、楽しかったことが1番の原動力だったことには変わりありません!22年間生きてきて、私にとって1番居心地の良い空間でした。そして、新しく入ったスタッフにとって居心地の悪いと思われたものはどんどん変わっていって、変わりながら次の形を目指していける空間でした。この空間で出会った人とは1人残らずまた会いたいって思ってるし、社交辞令抜きに会おうって言います!それくらい、刺激的で充実した大切な時間でした。これから、みんなが楽しく続けられるように、また新しく変わりながら進化していくJAPFをずっと応援しています!本当にお世話になりました!