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ただの大学生が、学生団体に本気で向き合った1年半の話

こんにちは!JAPF学生委員だった田畑です!

JAPFの学生委員に参加してから早くも約1年半が経ち、ここで僕のJAPFでの活動に区切りが付きました。

JAPFとの出会いは、大学2年生の冬頃でした。当時の僕は、いわゆる口先だけの人間だったなと今振り返ってみても感じます。

昔から途上国と呼ばれる国があること、そこで暮らす人々が苦しんでいることをニュースなどで見聞きして、自分には何ができるんだろう?なんてことを考えていました。そんな思いから高校ではアメリカに行ってみたり、大学も国際系の学科に入りました。ただ、そんな中で結局自分は「途上国」には行ったことがないよなと、気づいてしまったわけです。興味があって問題意識を持っていても実際に見たことがなければ、それは安全な日本という国からただ勝手な意見を言うだけの人間だよな、と思ってしまいました。

かと言って今からどこか途上国と呼ばれる国へ留学に行く??2年生も終わり掛けだった僕の目の前には、「就活」という逃れられない次の試練がちらついてしまい、その選択肢を取ることはできませんでした。途方にくれながら大学ホームページにある海外交流の掲示板を何気なく見ていたとき、「カンボジア・ベトナムスタディツアー」の文字が飛び込んできたんです。気づいた時にはその場で申込メールを送信していました。

申込からツアーまでには説明会や、交流の場が設けられていて、日に日に初めて訪れる異国の地を踏む自分を想像してワクワクが増していっていたのを覚えています!

そして当日、空港を出た瞬間、ムワッとした暑さを帯びた風とギラギラと照りつける日差しを浴びて「本当に来たんだ!」とテンションMAXになってしまいました笑

バスに乗り込み街中を見回しながら荷物を預けに宿泊施設へ。そこで違和感に気づきました。想像以上に街並みが発展していたんです。

整備された道路を車が走り抜けていき、観光客用のホテルもしっかりと店を構えている。その光景にはとても驚きました。

それからツアーは進んでいき、浮き足立っていた気持ちを徐々に落ち着き、このツアーに申し込んだ目的を思い出しながら各スポットを巡りました。過去の凄惨な戦争の歴史を残した場所や、今もその影響を受け続ける方から直接お話しを聞いたりと、現地に行かなければ分からない当時の状況や、実際の現場で感じるその重みに心の沈む日もありました。それでも毎晩他の参加者とするディスカッションで色々な意見を聞いたりすることで、自分にはない視点を得られ、とても有意義な時間を過ごせていたと思います、、、!!

帰国後は、この感情をもっと他の学生にも感じてもらいたいと感じて、運営側に参加しました。結果的には、コロナがあり海外に直接旅立つことはできませんでしたが、委員会メンバーと協力しながらオンラインセミナーを開催したりなどなど、たくさんやりたいことをすることができました!!!

そこに関して本当に感謝しかないです!みんなありがとう!!

というわけで、これからは委員会メンバーではなくなるわけですが、このツアー・学生委員会で得た経験を、社会に出たあともバリバリ活かして活躍していく所存です!!!(面接の回答みたいになっちゃいました)