【 同時接続1界の王 ザッツ・ヤマザキ 】><。
【1】
YouTube LIVE 界
YouTubeで生配信をやっている者たちのすべてが
気にかけているものがある
同時接続数
つまりリアルタイムの視聴者数だ。
気にかけない者はほぼいないだろう。
例外がいる。
同時接続 1 でしゃべり続けている
孤高の配信者たち。
同時接続 1 は 自分が繋げている場合が多いので
要するに誰も見ていないのに
発信して語り続けているのだ。
誤解を招きそうなので
まず断っておきたい
私はバカにしているのではない
同時接続 1 でしゃべり続ける者の中に
本当に凄い奴がいるのだ。
私はそういう次元で
闘い続ける者が大好きなのだ。
昨日はつまらん仕事や待機の間に
同時接続 1 の超新星たちの発掘を急いだ。
同接-1グランプリを
急遽開催することにした。
【2】
ザッツ・ヤマザキ
後にドラクエ10配信界で必ずや
伝説となるであろう。
残念ながら昨日は同接1の中
孤高と向き合い修練を続けていた。
私は勇気を振り絞り
ザッツ・ヤマザキさんに
コメントを打った。思ったままを投げかけた
「 ザッツ・ヤマザキって素敵なネーミングですね 」
「 自分でも気に入ってます 」
素直でまっすぐな返答。
ザッツ・ヤマザキの王たる理由はいくつかある
今の時代
多様性や価値観のぶつかり合いがひしめく世界で
気に入っているものを堂々と宣言するのは難しい
自信に溢れ王たる器がなければならないのだ。
ドラクエ10のイベントを遊んでいた
ザッツ・ヤマザキ
「雪辱」という漢字が読めない場面もあったが
まったく気にしていない
王たる器は細かいことを気にしないのだ。
私はザッツ・ヤマザキに気に入られるため
「 せつじょく ですね ザッツ・ヤマザキさん 」
「 読めない漢字は全部僕にきいてください
ザッツ・ヤマザキさん 」と媚びた。
【3】
ザッツ・ヤマザキ
ご本人から許可をもらえたので
以下に放送を紹介しよう
私はザッツ・ヤマザキさんに質問した。
「 自分も放送に憧れているんですけど
どうしたら人気集められますか? 」
ザッツ・ヤマザキは即回答する。
王たるものは頭の回転が速いのだ。
「 それは俺が聞きたいね
聞く人 間違ってるよ 」
的確。
正確であり謙虚さを兼ね備えた
瞬時に回答したものとしては
完璧に近い回答。
ザッツ・ヤマザキは続けた
「 動画に関してはちょっとだけ
アドバイスできるかもしれないよ 」
「 特化させるんだよ
今の時代は特化させなきゃ伸びないんだよ 」
感銘を受けた。
ドラクエ10だけを特化させなきゃいけないのに
いたストやったりギャンブルやったり
オフ会のトークしたり
私は特化させることから逃げていた。
ありがとう
ザッツ・ヤマザキ
「 これちなみに
有料級のアドバイスね 」
初見リスナーのコメントに
いきなり有料級のアドバイスをくださる
気前の良さ
ザッツ・ヤマザキ
フレンドだったらゴールドを送りたかった。
失礼ながらお伺いした
「 放送が切り抜かれていたら通報しちゃいますか? 」
「 いや しないよ 俺 フリー素材なんで 」
弊社芸能プロダクションも所属タレントに元祖と呼ばれる
フリー素材がいるが
ザッツ・ヤマザキさんと同じフリー素材とは
大川竜弥も光栄極まりないだろう。
【4】
ザッツ・ヤマザキ
私は彼にたずねた
「 有料級のアドバイスですけど
紹介させてもらってもいいですか? 」
「 俺が言ってたって わかればいいよ 」
匿名性を重んじるネット社会において
リアルバレを恐れる方々が溢れるネット社会において
ここだけの話だから
俺が言ってたって言うなよ
私が言ってたって言わないでねという
世間に溢れる文言から真逆の突破力
俺が言ってたってちゃんと言えよという依頼
王の器である。
室内であえて
サングラスを身にまとい
薄暗くコーティングされた視界の先に見ていた
アストルティアの世界は
同接1界で奮闘を続ける
王の孤独と深淵に満ちていたのかもしれない。
長い期間離れてしまった
フィクサーにとって
アストルティアは
浮世離れの竜宮城であったのと同時に
戻ってきたドラクエ10放送界は
浦島フィク太郎であった。
あの頃の仲間はほとんどいない
ロアみたいなしょーもないやつしかいない
フィクサーを知る配信者もほとんどいない
ザッツ・ヤマザキは言った
「 ドラクエ10で有名な人なんて誰もいない 」
コメントした初見リスナーを大切にした
ザッツ・ヤマザキ
語っている最中
ゲームの進行やプレイングを止めてまで
真摯に向き合ってくれた。
ありがとう
ザッツ・ヤマザキ
フィクサーにあの頃の勢いもキレも
知名度も何もない。
ゴールドしかない。
あの頃のようにゴールドの価値もない。
ゴールドの希薄化とともに
フィクサーも姿を消すべきだったのかもしれない
ザッツ・ヤマザキは教えてくれた
1人でも闘えと。
いつの日か
フィクサーが
ザッツ・ヤマザキにも知られる存在となり
アストルティアで出会えることを
願ってやまない。
過去にある栄光
フィクサーとしての日々を一新して
今日から
ザッツ・コイケとして生きていこう。