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【ドラクエ10を毎日放送していた部屋】><。

【1】
今穏やかな日々を過ごしている僕には
考えられないことですが

ドラクエ10を
ニコニコ生放送で毎日
何時間もやっているとき
何時間も叫んでいるとき

コメントで
「サンシャイン小池崎さんこんばんは」
と流れてくれば
このようなバカなこともやり

長年謎とされていた
フィクサーの貯金Gを流れで言ってしまい
僕もまずいと思ったのか><。
1・5秒くらい脳が停止してます。

この動画をリスナーの方に送っていただくまで
ほぼ記憶にありませんでしたが
即興のアドリブ小池崎としてはまぁまぁですね
サンシャイン池崎さんおもしろかったです。


【2】
妻も一緒に暮らすマンションで
こんなことを夜な夜なやっていたと思うと
心から恐怖をおぼえます。

近所から苦情は1度もありませんでした。
ぼくは当時
横浜市中区の本牧という場所に住んでいました。
できたばかりのマンションだったので
同じフロアに我々夫婦だけしか住んでおらず
上下階も入居者はいませんでした。

ちなみに総師範KSKが外配信をしながら
うちのマンションと階数を盛大にバラしたことがあり
妻もそのことだけは大変けしからんと思っていることでしょう。
(それ以来どんなに近しい友人でも家は教えないでほしい
 と強く強く念を押されていてしっかり守っています)

叫びたい放題でしたね。

「貴子さん
 あの放送の日々
 実は結構迷惑でしたか?」

「 はい 」

「結婚する前に放送やドラクエやっていても
 僕と結婚してくれましたか?」

「 いいえ 」

ありがとうニコ生開始や
ドラクエ10発売日の時期。


【3】
ずっと
この部屋で放送していました。

なにもない部屋ですが
思い出深い場所です。

右下の白猫は しおくん(享年13才 脱走歴2回)

僕が叫ぶと
右の猫タワーからねこは走って逃げ出し
(ねこの話はまたゆっくり)
妻はテレビや音楽のボリュームを
上げていました。

一時期
家にいるほぼすべての時間
ドラクエ放送をしていたので
本当にいい加減にしてもらいたいと
思われていたことでしょう

超強敵モンスターが3日に1度の周期で
弱→中→強と変化するので
月曜日(難易度強)→24時間本番放送
火曜日(難易度弱)→8時間装備強化放送
水曜日(難易度中)→12時間練習放送
木曜日(難易度強)→24時間本番放送
金曜日(難易度弱)→8時間装備強化放送
土曜日(難易度中)→12時間練習放送
日曜日(難易度強)→24時間本番放送

モンスターを撃破することができないと
1週間で3回の24時間放送などという
常識では考えられないような
愚行をしていたこともありました。

冗談抜きで命の危機を感じたこともあります><。


【4】
僕にとってドラクエ10は
特にTA(タイムアタック)コンテンツは
Version3
常闇の竜レグナード
ダークキング
このあたりが最盛期だった気がしています。

こちらの動画は
覆面映像作家YOSSYさんが制作してくださったものですが
先日の フィクサー VS フォン・バルディ の動画
後にご紹介させていただきたい
ドラクエ生主ダイエット企画の動画
まるすけくんとのオフ会動画など
YOSSYさんには多くの企画でお力をお貸しいただきました。

私はYOSSYさんの構成力や技術力
アイデア ディレクションスキル
人柄の良さまで
本当に彼のことが大好きでした。

また一緒に企画や制作のお手伝いができたらと
心のどこかで願わずにはいられません。


【5】
命がけで取り組む
という表現があります。

バンド活動にしても
ドラクエ10の放送にしても
未熟ながらも私は
命がけでやっていました。

命をかけてしまったものは
一度それが終幕してしまうと
再び命を燃やし幕を上げること
なかなか簡単なことではありません。

冒頭のサンシャイン小池崎のような
ふざけたことだとしても
同じテンション
同じ切り返し速度
同じ発想を今でも果たしてできるのだろうか

このまま表舞台には戻らず
去り行くのみであることは
薄々わかっていることではあります。


それではなぜ
過去の出来事を漁り
またこのような思い出話を
連日投稿しているのか。

10年以上前
真剣勝負に負けに負けに負け続け
あの部屋から出て行く
その直前に私は
こんなツイートをしていました。

2014年3月 当時34歳痛々しい がんばれ小池崎

後戻りのない
人生を今はじめて振り返る

そんな歌詞が日々頭をめぐる


若い頃は
細かいことは一々考えず
不安や不満を乗り越え
まずは行動あるのみ
なんてことは多々あった。

今は老い先短いわけでもないが
あの頃のように
まだまだこれからだというわけでもない

昔の自分に焦り
昔の自分に励まされる


そんな時間を持てるようになったと
お酒でも飲みながら浸る大人でありたかったが
スイカバーを食べながら
これを書いている。

つづく



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