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爆荒れ唇
唇が大荒れしてしまっている。
理由はわかっている。ひとつは睡眠不足が続いているせいだ。昨日のテキストでも書いた通り、コロナ明けから爆発的に忙しく、「コラッ 徹夜!何ばしょうとかねこの子はテレっとして」とお袋に叱られるレベルで徹夜ばかりの毎日で睡眠時間をちゃんと確保できていないのです。
もうひとつは偏った食事。本来家に帰って夕食を食べていないといけない時間に会社に残っていて、それを気の毒に思った心優しい人が「これでも食べな。」といただいたお菓子を夕食がわりにしていたりで「食事」さえも摂れていない状態であります。
あとはフジテレビと自民党のせいだ。
これらの原因により、唇が大荒れしてしまっている。「どうした俺?」って声を出してしまいたいくらいに大荒れしてしまっている。
一緒に仕事を頑張っている後輩に少しでも良いやつと思われたい俺は、後輩が仕上げた仕事を少し大袈裟に「おー!!!いいじゃんコレ!」とか言っちゃうんですけれども、この「おー!!!」の瞬間に唇がパックリ割れてしまって激痛が走ってしまい「おー!!!イッテーェェェェ!」となってしまうのがここ数日の最大の悩みだったりします。
なので使い捨ての白色のマスクの内側は血だらけ。
一体どうしちゃったんだ、俺の唇。俺はこのまま、死んでしまうのか?
唇が大荒れで病んでいるってのに、俺はこんなものを買ってしまった。
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昨日の残業の時に後輩も残業していたのですが、先ほども書いた通り俺は少しでもイイやつと思われたいので、必要物品の買い出しのついでに自腹で腹を空かせているであろう後輩たちにお菓子や飲み物を大量に買って職場に戻ったわけだ。それはそれはレジ袋がパンパンになるくらいの量。後輩たちは喜ぶし、俺も「イイやつ」と思われるし最高だなと思って会社に戻ってみると・・・もぬけの殻になっていやがる!
なんと、後輩たちは先に仕事を終わらせて帰宅してしまったようだ!
つまりは後輩たちに「イイやつ」って思われることもなければ、ただただ俺が自腹で大量のお菓子とジュースを買っただけになったわけだ。
仕方ないので、お菓子をいくつか自分で食ってしまいましたよ。
今回チョイスしたお菓子は、上の写真にあるポテトチップスだ。「雪印北海道バター味」だってさ。これ、絶対に美味しい奴じゃないですか。
味は「しあわせバター味」をさらにコクを深くしたような味。爆ウマでございました。
これ、北海道限定商品だったりするのかな?ポテトチップスに詳しいエロい人、教えてください。
もしも皆さんの家の近くのコンビニやスーパーで売られていたら絶対に買って食べていただきたい。読者の皆さんが今裏社会の男に拳銃を突きつけられて生きるか死ぬかの瀬戸際だったとしても、今すぐ買ってきて欲しい。そのくらい美味しい!・・・かもしれない。
しかし、ポテトチップスに含まれる塩分が俺の唇を刺激して、俺を泣かせるわけだ。
まさに「傷口に塩をぬる」とは、これのことだ。
おまけに、ポテトチップスを食べるのに口を開けた際に唇がパックリ割れて、出血。俺はまた、2000年代の流行歌の歌詞の女々しい男のように泣くのだ。
この唇を今すぐどうにかしたい俺は、クソ忙しい合間を縫ってドラッグストアに行った。
唇が割れたところの激痛にもう耐えられない。この痛みがなくなるのであれば、俺はドラッグストアで売っていないドラッグを使用してもいいくらいだ。・・・嘘ですけれども。
リップクリームとかありますけれども、あんなもんじゃ対応できないくらいのレベルになっていることはわかっています。
ドラッグストアは商品が多いので、俺が望む商品がどこにあるのか全然わからない。
なので近くのスタッフに声をかけることに。
「すみません、俺めちゃくちゃ大金持ちで唇がすごく荒れているのですが、このお店で一番高い荒れた唇に対応した薬品をください。」と言うと店員さんは奥のコーナーからリップクリーム超えの、いわゆる軟膏薬品を出してきた。そうそう、コレ!俺が探していたのはこう言うのだよ。
「少しお高いのですが大丈夫ですか?」と店員に言われましたが「はい、大金持ちなので大丈夫です。」と答える俺。
会計の際に「当店のポイントカードを持っていますか?」と聞かれますが「大金持ちなので持っていません。」と答える俺。「今、年に一度のキャンペーンをやっていまして、たくさんのポイントが入るのですがポイントカードを作りませんか?」と聞かれ「はい、大金持ちなのでポイントカードを作ります。」ということで、ドラッグストアのポイントカードを作ることに。
本当は今すぐ車に乗り込んでルームミラーを使って唇に薬を塗りたいのですが我慢して、名前や住所、年齢や性別、超能力を使えるか使えないか、母親が3日間寝込むくらい酷いことを言ったことがあるか?などの設問に正直に答えてようやくポイントカードが作れました。
そんなわけで今回購入した薬品がこちらでございます。
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こいつを唇に塗り始めてまだ24時間も経過していないのですが、イイ感じに効いているのです。実はコレを過去に何度か使ったことがあるんですよ。
何を隠そう何も隠していない俺は「リップクリーム」みたいなものは普段から使わないのですが、数年に一度今回のように唇が大荒れしてしまうのです。
その度に、まさに今回のようにドラッグストアに来てこの商品を購入してやり過ごしているのですが、なんせ数年に1回しか起こらない症状ですので、毎回どんな薬品を買ったのか忘れちゃうんですよ。前回唇が大荒れした時も今回のように店員さんを呼んで「大金持ちなんですけれども」なんて言いながら商品を探してもらっているのですが、もう嫌なんですよ、そう言うの。次回こそは自分で商品を見つけたいと思って、今回商品のパッケージを写真に撮影してアーカイブすることに。
つまりは今日のテキストはあなたたち読者のために書いた文章ってことではない。俺の「備考録」のために書いた文章なのである。何勝手に人の備考録を読んでいるんだ!エッチ!
何が書きたいと言いますと「エッチ」って言葉いいですよね。昔から大好きな言葉だ。小学生の頃、友人が持っている辞書の「エッチ」の部分に蛍光ペンでマークをつけたくらい好きだ。
日本語を覚えたての外国人に教えたいワードのナンバーワンが「エッチ」だ。ん?「エッチ」って日本語じゃないような気がしますけれども、この辺は曖昧なままでいいでしょう。数年前に発売された「サイバーパンク2077」ってゲームもバグだらけで発売されたりもしたでしょう。そうなんです、皆さんが思っている以上にこの世の中は「曖昧」なのです。なので、これでいいのだ。
で、さっきから気になっていたのですが、あなたの背後で包丁を持って立っている白装束の女は誰ですか?