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ブギワン紀行幕別編#3

どうも、押切もえ派か蛯原友里派かの戦いでついに重症者が・・・です。

それは冗談でして肝数値高男です。

せっかくはじまった「ブギワン幕別紀行」なんですけれども、「#!」と「#2」はなぜ2022年の出来事を当時執筆しなかったのかという話を、長ったらしく書いて終わってしまいました。その上「こんな文章誰が読んで得するんだろう?」という内容になってしまいました。なのに一切反省していない俺は一生「note クリエイター」を名乗れないだろうな。

今回「#3」からは、いよいよ松本いよ、本題に入ろうと思います。
まず、2022年12月に幕別にスターダスト☆レビューがライブで来る!と決まった段階で、スタレビが好きであろう友人何人かに「一緒に行く?チケット確保しておくよ〜。」と、連絡したところ、2012年の【STARDUST REVUE 30th Anniversary Tour 「30年30曲(リクエスト付)」】から、ほぼ毎回スターダスト☆レビューのツアーに参加しているカチンくんと、スタレビは初めてだけれどもぜひ行ってみたい!というかほぼ強制的に促されたつくもひふみくんの2名が挙手したので、彼らと一緒に行くことに。

待ちに待った道内公演!でございますが、場所が幕別町です。道内にお住みじゃない読者の方からしたらあまりピンと来ないと思いますが、道東の「帯広」のすぐ隣、というか境目がわからないくらいに隣接した街でございます。それはそれでいいんですけれども、俺の住んでいる地域から車で200km 近くあります。そんだけ車を走らせても、行き先は「北海道」なので、いかに北海道がデカいかってのがわかるでしょう。しかも、最短距離で行くとなると「三国峠」という、かなりデカい峠を越えないといけません。

しかも時期が12月ですよ。皆さんご存知ないかもしれませんが、12月の北海道ってのは「雪」が降るんですよ。車を運転する者としてはこの「雪」が厄介なのです。いくら冬タイヤを装着しているとはいえ、雪の上を走るのは夏に運転することと比べてかなり難易度が高いのです。標高の高い場所だと、天気が荒れたりするのが心配でございます。

さらにさらに、北海道の冬ってのは「吹雪」ってのがあります。度の超えた「吹雪」だと、あたりが真っ白で何も見えなくなります。これを「ホワイトアウト」っていうんですけれども、めちゃくちゃビビりますよ。NINTENDO64 の3D ゲームのバグ世界に迷い込んだみたいな、真っ白な空間にただ浮いているみたいな、どこからどこまでが道路なのかまったく見えないし、ゆっくり走らないと前に停まっている車が急に前に現れたりしますから。

冬道の長距離ということもあって、運転手の俺はあれやこれやいろいろ考えてしまいました。その中でも一番「吹雪」を恐れていたな。峠のど真ん中でホワイトアウトになんか遭遇してしまったらマジで洒落になりませんから。
あとは、2022年ということもあって、コロナ禍がはじまって2年。なんだかんだで遠方に出かけるのを控えていた時期が長く、この時の幕別こそまさに2年ぶりくらいの長距離移動だったのです。なので、余計にビビっていたのかもしれません。

ライブ当日に幕別まで移動している最中に、何かアクシデントが発生したら、ライブの時間に間に合わないのです。さすがに2003年から、20年近く彼らのライブに通っている俺でさえ、スターダスト☆レビューは待ってくれません。
なのでかなり時間に余裕を持って、なんだったら前日に幕別に移動して前泊したいくらいでした。なのに、なのにだ!!!

同行者のカチンくん、つくもひふみくんの2人。ライブ当日の午前中いっぱい仕事をしているので午後から出発でいいかい?ってのは何事だ!!!忙しすぎるじゃないか君たち!!!
と、びっくりマーク多めで騒いでいる俺も俺で前の日から夜勤をやっていて、当日9時30分まで仕事をして、ほぼ不眠で幕別にいきましたから。しかもほぼ不眠の奴が運転手だなんて、狂ってやがる!!!まぁ、誘ったのは俺の方なので仕方ないでしょう。

Google マップによると、幕別まで車で3時間チョットとのことです。ライブの開演時間は平日ということもあってか18時30分だったので、普通に考えて15時に出ればギリギリ間に合う、ということになります。しかしこれは、一度も休憩を挟まず、一度も道を間違えずに制限速度内で車を走らせ続け、会場に直行した場合になります。

しかしながら、なかなかそういうわけにもいきません。なんてったって、冬道ならではのトラブルもあるかもしれない。あとは冬場の車移動ですから、ヒーターを使用していますので、喉がめちゃくちゃ乾くでしょう。なので水分を摂取しがちです。そんでもって寒い季節なのでおしっこが近くなりますので、一度もトイレ休憩をしないわけにはいきません。

その上、同行者に「つくもひふみくん」という男がいます。読者の皆さん、彼をナメちゃいけませんよ。なんてったって彼は、胃が弱いくせにコンビニに寄ると脂っこいものを買ってはムシャムシャ喰って、数時間後に「お腹痛〜い!」って行ってコンビニのトイレに数分間こもってブリブリしはじめます。すべてを出し切ってスッキリしたかと思ったらまたコンビニで脂っこいものを買ってきてはムシャムシャ喰って数分後に「お腹痛いのでコンビニ寄ってください」の繰り返しですから。
彼はおそらく「常に腹痛になっていないといけない」という縛りプレイの人生を送っているのかもしれません。それはそれで他人の人生なので、俺なんかが口出しすることはできないのですが、にしてもトイレの時間が長すぎます。それを考えたら相当時間に余裕がないといけません。もしくは「ただのバカ」かの2択でございます。

そして、会場に直行ってわけにもいきません。なんてったって我々はホテルのチェックインを済ませないといけないのですから。
ホテルのチェックインなんかささっと済ませれば・・・って感覚でしょうけれども、まずホテルに行って、車から全員の荷物を出して、ガラガラと中に入ってチェックインを済ませて、部屋に行って荷物を置いて身軽になるまで・・・って、これ結構な時間がかかりますよ。と言っても、30分くらいでしょうけれども、でも病的に時間に厳しい俺の中でこの「30分」はかなりデカい。
ということを考えたら、かなりタイトたスケジュールです。つくもひふみくんは昼前までに合流可能だったんですけれども、カチンくんが昼過ぎまで仕事がながびいちゃって、最初は「13時30分でもいいかな?」と言われました。これは本当に申し訳ない!なんだったらカチンくんの会社の偉い人に、俺が坊主に全裸に土下座してもいいから、13時に早められないかい?と無理を言って時間を早めさせてもらいました。幕別に言っちゃえば後は時間のことを気にしなくていいやと思ったんですけれども、今度はつくもひふみくんが「翌日は用事があるので夕方までに家まで送り届けてもらってもいいかな?」と言い出します。もう!!!お前たち!!!俺にあれやこれや言うのやめて「どこでもドア」を開発してくれよ!!!

そんな、年末で大忙しのつくもひふみくん、カチンくんの2人、そして運転手で時間にデリケートで脳が爆発寸前情緒不安定の俺の3人での幕別への旅が始まったのでした。いろんな事件が起こりましたよ。この話はそこそこ長くなるでしょうな。現時点でテキストが何個分できるかはまだわかっていませんが、最後までこのテンションで一生懸命執筆させていただきますので、どうぞお楽しみに&夜道に追いかけてくる包丁を持った女にはご注意を!


目次→https://healthy-fortnight-c18.notion.site/a6de433bb7bf40a5ac9d3dc3e6072b86

というところまで書いて文字数が3335文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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