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2005年夏の思い出

どうも「いつもイヤリングをつけている女の子がイヤリングをつけていない日は、ヤレるってサインだよ。」と、耳元でアドバイスをしてくる謎のお坊さんです。

それは冗談でして肝数値高男です。
1月5日から3日ほどお休みを頂いておりましたが、8日からまた仕事でございます。今年も1年、怒涛の勤務をこなさないといけないのかと考えると気が遠くなってしまいそうですが、働かないと生きていけないので血尿とカウパーが混ざった謎の液体を出しながら(しかも口から!?)1月8日に出勤してみると、なんだかいつもより仕事のしんどさの威力が弱い。あれれ?今日って平日じゃ!?って思ったら、今日は祭日でございました。

カレンダーを見ると「成人の日」ではないですか!そうか、そうだった!新成人の皆様、成人おめでとうございます。
軽く忘れかけておりましたが18歳から成人と民法が改定されたので、成人式のルールが俺たちの頃の旧式とは変わってしまい、その辺のことが気になっていろいろ調べたんですけれども、2003年度〜2005年度の3学年合同でやるだとか、地域によって違うだとか、成人式の時点で18歳になっていたらとか、あれやこれやいろんな情報が出てきて理解できずに鼻血が止まらなく、このままでは死んでしまいそうなので調べるのはやめました。

とはいえ、新成人の皆様、本当におめでとうございます。
そんなお祝いの言葉を述べている俺は32歳のおじさんでございます。恐ろしいことに、新成人の方々と同じ干支だったりもするくらいの大先輩になってしまうわけでございますけれども、先輩としてこの先の人生、どう生きていくべきかのアドバイスとしては・・・そうですねぇ・・・何もないですね。というか、俺にも誰かアドバイスをくれよ!ってくらい俺も人生詰んでいますから。

今回めでたく成人を迎えられた方の中には、学生の方がいたり、もうすでに働いて社会に出られている方もいるでしょう。特に学生の皆さんだったら「このまま学生のままでいたい!」「社会に出るのが不安!」だなんて思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
まともな大人だったら、そんな不安を抱えている皆さんに対して「大丈夫、なんとかなりますよ。」とか言っておりますけれども、俺はその辺まともじゃないので本当のこと言っちゃいますけれども、まだ学生の若い皆さんが抱えている不安通りの将来がそのままやってきますよ。そりゃ、学生の時の方が楽しいし、仕事をはじめても、嫌な上司にペコペコしないといけないし、自分の考え・意見なんかを出せみたいな感じに言われても、結局会社っていう大きな組織に飲み込まれるだけだし、そんだけ一生懸命働いても給料のほとんどが税金に持っていかれるし、何年も働いて慣れたとしても連休の最終日は絶望的な気持ちになりますしね。

俺が何を言いたいのかと言いますと、結局ニートが一番幸せだと思いますよ。俺の同級生にもいますけれども、将来の不安はあるかもしれないですけれども、今現在は好きなことする時間がたくさんありますし、なんせストレスも全然ないので俺なんかよりも100倍若く見えますから。

というネガティブな話をとことん書いた後に、「でもね・・・」と、社会人になることを前向きに捉えるような良い話を書く流れになると思ったでしょう?・・・ごめんなさいねぇ・・・俺の場合、そう言うのマジでないです。マジでないのでただの嫌な気持ちになるだけの文章になってしまいました。
前向きな気持ちになりたい方は、俺のような腐った人間ではなく、つくもひふみさんのような優しいおじさんにアドバイスをもらうと良いかもしれませんね。ただ、新成人になったからって、あの人と2人きりでお酒を飲みながら話すってなったら要注意。特に女性の方、何をされるかわかりませんよ!
俺から言えることは以上です。新成人の皆さん、地獄の底で待っておりますので、一緒に地獄で苦しみましょう!

そんな「成人の日」は祭日なのになぜか俺は仕事で、会社のテレビで昼間のしょうもないバラエティ番組で今年から18歳の方が成人ってことで、18歳の皆さんが生まれた2005年に何があったって特集をやっていたんですけれども、これがしょうもないバラエティのくせに見応えがあって、面白かった。というのも、2005年なんか俺、中学校2年生でしたから。思春期真っ只中ということもあり、当時のことを鮮明に覚えておりますよ。

新成人の皆さんの周りに、自分が生まれた年は2003年だ2005年だと言ったりすると「ヤダ〜ついこの間じゃん!」って言ってくる加齢臭の塊みたいな人、いるでしょう?そんな俺も2005年なんか先週くらいに覚えております。
Spotify なんかで当時のヒットソングのプレイリストなんか再生しちゃったら胸がキュンキュンで清水あいりさんのような内股の立ち方になってしまいます。

しかも当時のヒットソングを当てるみたいなコーナーがありまして、1位の曲が隠されていて、それを当てよう!って流れになっているんですけれども、堂々とヒントが書かれておりまして「大人気アイドル2組による、ドラマをキッカケに誕生したデュオ」だなんて言われているんですけれども、こんなの「修二と彰」の「青春アミーゴ」に決まっているじゃないですか。すぐ隣に7つくらい年下の後輩も見ていたんですけれども、そいつに「これ、青春アミーゴだからな!」ってデカい声で即ネタバラシすると「本当ですか!?」だなんて言われたので「本当だよ!もしも間違っていたら今ここで自殺するから!!!」と揺るぎない自信を見せつけ、ここで答えなんですが普通に間違えていたらそれはそれで面白い流れを作れたんですけれども、フツーに当てちゃったので「肝数値さん、すごいですねぇ〜」とただ俺が誉められるだけの微妙な空気になってしまいました。

2005年と言えば強烈に残っている思い出がありまして、この年の夏に放送されていたドラマ「電車男」がとにかく好きで、今でも俺の作業部屋には DVD ボックスがあるくらいなんですけれども(メルカリで大金で購入したのになぜか観ない)同じ中学校でもバカ流行っていたな。
ドラマに出演されていた伊東美咲さんがとにかく美しすぎて、中学生の俺は即虜に!!!木曜日の22時から23時の間で放送されていたんですけれども、放送後ベッドに横になりさぁ寝ようかとしたところ、伊東美咲さんのことを思い出して夜中の1〜2時まで眠れないってことは毎週のことでした。

学校に行けば少ない友達の中の1人の M くんとずーっと伊東美咲さんの話ばっかり。ドラマの話じゃなくて、伊東美咲さんの話ばっかりです。ある時、いつものように伊東美咲さんの話をしながら下校中のことです。俺と M くんの家は学校から西側の方角に向かって帰るのですが、ある時 M くんが「伊東美咲ってどこに住んでいるんだろうな。」って俺に聞いてきて適当に「ん〜東京でしょ?」って言うと「俺たちいつも伊東美咲の話しているけれども、その割には本人に近づこうとしないよな。」と M くんが言ってきて「そうだな!」と俺。もうこの時点でバカな会話でしょう。

北海道の小さな田舎町に住んでいた俺たち。東京はここから南にずーっと離れた場所だ。伊東美咲は南の方角にいるんだ。そんな話から、自転車をそのまま西の自分たちの家の方ではなく、南の方角に向け、国道をひたっすら南下。市街地から離れ、周囲が田園風景しかないところまで来て、高速道路の入り口あたりのところまで自転車を走らせたところで、周りをみるとトラックがビュンビュン走り去りまくって自転車が煽られまくることにだんだん疲れてきた我々は「もう、戻るか。」と、そのまま街に戻るのでした。その最中2人は「今日は、いつもよりも伊東美咲に近づいたな。」「ああ、そうだな。」と、幸せいっぱいの気持ちで家に帰って行ったのでした。あれは2005年夏の出来事でございました。

どうですか。頭悪いでしょう。残念ながら本当の話でございます。M くん、もう15年くらい会っていないんですけれども、なんか事業を起こして今めっちゃ金持ちって噂も。うっへぇぇぇ〜すごい!しかも東京の方で仕事をしているんだとか?あいつは伊東美咲さんを追って東京に行ったのかも知れない。しかし伊東美咲さんは今、ハワイ在住だ。でも、そんな伊東美咲さんに一番近いのは俺よりも M くんだ。そんな話でした。


というところまで書いて文字数が3566文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう!!! ・・・俺が逮捕されていなければ。

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