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名作トライアル#146 スーパードンキーコング GB

道重さゆみさんが今年、芸能界を引退されるらしいじゃないですか。

ほぼ同世代の道重さん、その大活躍っぷりは俺でもわかるくらいでした。華やかに見えた芸能活動の裏では、本当に苦労されていたんだなとニュース記事を見てわかります。
ファンの皆様は残念なことなのかも知れないのですが、やっぱり本人の人生ですから、本人が無理のないようにこれからの人生を送って欲しいですね。
これは芸能人だけじゃないのですが、我々一般人もたった一度の人生ですから、無理をしないで生きることが大事ですよ。俺は「汗水流して働け」なんて言われていた終盤の世代ですけれども、今の時代それもどうかって話になりましたからね。キツイ時は休んだりサボったりすることが大事ですよ。

これを読んでいるあなたも、もしも今かなり無理をしてお仕事をされていて、帰宅後や休日はグッタリ疲れて何もできないなんてことがあったら、無理して仕事なんかに行かないでサボって家にこもってレトロゲームなんかやるのもいいのではないでしょうか?ということで、今日は「名作トライアル」のコーナーでございます。

今回のお題は、昨年末からプレイしている「スーパードンキーコング GB」です。

1月7日に新型コロナウイルスに感染してしまい、数日間出勤停止を喰らってしまいまして、コロナになったショックと体調不良よりも数日間仕事に行かなくてもいいという喜びの方が遥かに勝っちゃった俺様でございますけれども、年末年始のテレビ特番を観ながら Nintendo Switch の携帯モードで「スーパードンキーコング GB」をプレイするという、普段の殺人的レベルの仕事に追われている日々じゃなかなかできない贅沢な過ごし方をしておりました。

ゲームの攻略もかなりの爆速で、気がつけばワールド4でございます。
「スーパードンキーコング GB」をプレイされた方はご存知かも知れませんが、このゲーム「ワールド4」が最終ワールド。つまりはワールド4のラストに、「スマブラ SP」でもお馴染みのドンキーコングたちの宿敵「キングクルール」が待ち構えているのです。

しっかしワールド4が最終ワールドですよ。スーパーファミコン版「スーパードンキーコング」では、ワールド6までありましたから、「4」で終わるのは少しばかりボリュームが少ない気がしますけれども、スーパーファミコン版「スーパードンキーコング」では、各ワールドのステージ数が5〜6個+ボスステージに対して、「スーパードンキーコング GB」ではワールド1が9ステージ+ボスステージ、ワールド2〜4が7ステージ+ボスステージなので、各ワールドのステージ数が多いところでそれなりにボリュームを感じることができるのではないかと思います。

以前のテキストにも書いたのですが、ゲームボーイというハードの性質上、画面表示がかなり狭く先が見えない中でステージを進んでいかないといけなく、調子に乗ってスピーディーにガンガン進んでいくと、マユリカ阪本の結婚発表くらい突然現れた敵にやられてしまいミス、なんてことが多く、アクションテームなのにガンガン進めないと言う意味では令和の今プレイするにはちょいと難易度が高めに感じるかもしれませんが、一方でボス戦に関してはちょいとボリュームが欠けている間もいなめなめなめなめなめなめなめなめなめなめない印象を受けます。

でもね、これこそがゲームボーイのゲームなんですよ。30年近くのちびっ子、すなわちポケモンショックを受けて大人になった我々世代はこんなゲームボーイのゲームを夢中になって遊んでいたのですよ。
現代のゲームにすっかり慣れちゃって「この時代のゲームのバランスがおかしい!」と文句を垂れたい気持ちもわかる。でもそうじゃない。「当時はこうだったんだ。」という、ゲームの歴史というか、そういったものを感じながら、Nintendo Switch online で遊んでほしいものです。

そんなこんなで、あっという間にラスボス戦に突入してしまいました。スーパーファミコン版では何度も倒した「キングクルール」ですけれども、ゲームボーイ版の彼に対面するのは20年ぶりでございます。やはり20年も経過してしまいますと、どんな感じだったのか全然忘れてしまっておりましたが、久しぶりに対面してしまった彼のサイズ感が小さくてビックリ!ドンキーコングとサイズがそんなに変わらないのです!
これもゲームボーイのグラフィックだから仕方ないんでしょうね。下手にデカくしてしまうと、いろいろな面で問題が生じるんでしょう。知らんけど(急に関西人風のしゃべりかたに)

基本的には倒し方はスーパーファミコン版と変わらないのですが、動きが全然違って、スーパーファミコン版の感覚で応戦すればするほど攻撃を喰らってしまう感じにかなり苦戦してしまいました。何度か目の対戦の末、キングクルールを無事に倒すことに成功!
その瞬間をスクリーンショットで撮影し、X の方に投稿しましたのでよかったら見てやってください。

めちゃくちゃ嬉しかったんですけれども、モノクロの画面には俺のツラが反射してうっすら見えてるわけですよ。ちなみにこの時の俺はコロナで仕事を休んでいる時期でしたので、冷えピタをおでこに貼ってトロンとした目でゲームをプレイしていました。そんなヤンベー奴のツラがうっすら映った状態でスタッフロールが流れエンディングです。なんとも言えない気持ちになってしまいました。

短いスタッフロールの後に、余韻もなくタイトル画面に戻ってしまいます。長いエンディングが用意されているわけでもなく、あっさりタイトル画面に戻る感じがまさに昔のゲームって感じがあって素敵ですね。そんなわけで今回の「スーパードンキーコング GB」なんですけれども、総合プレイ時間は2時間12分。
まぁ正直に話しますとめちゃくちゃ難しいゲームだったので「巻き戻し機能」とか使っちゃいましたよ。なのでその辺の時間も含めたら3時間30分くらいはプレイしたのではないでしょうか。

20年ぶりにプレイしてみたけれども、なかなか楽しかったなぁ。初代ゲームボーイのモノクロの画面にピコピコ音のサウンドが、なんともノスタルジックでたまりませんでした。
このまま次回作の「ドンキーコングランド」もプレイしたいと思います。

それにしても、ここ最近の任天堂の「ドンキーキング推し」がたまんないですね。おそらく USJ に「ドンキーコング」のアトラクションが開園したのがキッカケだと思いますけれども、「ドンキーコング」シリーズの過去作品の配信や、2010年に Wii で発売した「ドンキーコングリターンズ」の HD 化 など、過去の「ドンキーコング」シリーズが Nintendo Switch で遊べるのがとても嬉しい!
是非このままの勢いで NINTENDO64 版「ドンキーコング64」と、何人の方が覚えているかわかりませんがゲームボーイカラーで発売された「ドンキーコング2001」なんかも配信してほしいですね。
個人的にはゲームボーイアドバンスで発売された「スーパードンキーコング」シリーズの移植なんかも遊べるようになったら嬉しいなぁ・・・。
任天堂さん、「ドンキーコング」の過去作品をどんどん出してコレにしちゃいましょうよ〜コレに(親指と人差し指で輪っかを作る)

でもね任天堂さん、我々ユーザーがいちばん望んでいるのは過去作品ではなく「完全新作」なんですよ。2014年に発売した「ドンキーコング トロピカルフリーズ」を最後に、ドンキーコングの新作出していないじゃないですか!
そろそろ出しましょうよ〜。そんでコレにしちゃいましょうよ〜コレに(親指と人差し指で輪っかを作る)


■スーパードンキーコングGB 公式 HP
https://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/ytj/index.html

■【11月22日追加】「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」追加タイトル『スーパードンキーコングGB』を配信開始。(任天堂公式 HP より)
https://www.nintendo.com/jp/topics/article/3c157798-14bd-47a0-af43-b72ce06b0352

■名作トライアル 目次
https://healthy-fortnight-c18.notion.site/179399f9dd1d800eb850c98005c3513b

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