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間接的にネタバレする文章でスタレビ幕別公演を振り返る

肝数値高男

どうも、ボーリング大会にマイグローブではなく Wii リモコン持参で参加してきた人です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。

１２月８日はドカ雪の中、幕別町まで行きまして、スターダスト☆レビューのライブを観てきました。もう最高でしたってのは当然の話なんですけれども、どんな風に最高だったかの話を 今日は書きたいと思います。
スターダスト☆レビューのことをよく知らない人はなんのこっちゃ話になってしまうので、今すぐスターダスト☆レビューの勉強をしなさいってのは最初に話しておきましょう。

今回の会場が、幕別町ですよ。俺は北海道に住んでいるとは言え、幕別町ってのは、俺の住んでいる地域から２００ｋｍも離れた場所にあります。途中２回ほどトイレ休憩を挟みましたが４時間もかかってしまいました。その道中はスターダスト☆レビュー好きの同級生、つくもひふみくんとカチンくんも一緒でして、それはそれは楽しい出来事がたくさんあったので、順を追って note にこの２日間の出来事を執筆したいところですが、それをやってしまうととにかく時間がかかってしまい、公開日もさらに先になってしまうじゃないですか。
そして何と言っても大事なのはスターダスト☆レビューのライブの話。いくら楽しいライブだったとしても、人間の記憶力には限界がありますので、時間が経てば経つほど、ライブの空間にいた時の記憶だったり、感覚だったりがどんどん薄れていってしまうものです。
ライブから帰ってきたこの瞬間が、ライブの記憶・感覚がまだ体の中にカンカンに熱された状態で残っていますので、今まさにこの状態でしか書けない文章を意識して最後まで執筆していきますのでよろしくお願いします。

今のうちに謝っておきますが、まだ興奮状態にありますので、あれもこれも、文章の中に情報を詰め込みすぎちゃって、まとまりがない内容になってしまっていると思います。それを後で読みやすい文章にするだけの余裕は俺にはないので、読者のみなさま、頑張ってください。
そして、スターダスト☆レビューのツアーはまだはじまったばかりです。なんと’まだ東京公演をやってないうちに北海道公演ですよ。今回は珍しくかなり序盤の方に北海道公演があって、参加できました。
ツアーをまだ観ていないって方がたくさんいらっしゃる思われる今の段階で、特に気にしないといけないのが、やっぱり「ネタバレ」でございます。
まぁ今時のライブってのは、ネットとかで事前にネタバレ記事を読んで、ある程度把握していた方が楽しめちゃったりとか。そもそもネタバレしていて、演奏曲を知っていたとしても、プロのミュージシャンってのはそれ以上のパフォーマンスをするのが当たり前なんですけれどね。

というのは俺の考えであって、中にはネタバレが嫌だって人もいるでしょう。
今から書く文章の中に、今回のライブでの演奏曲は一切書きませんが、間接的なことはいくつか書いてしまいます。スターダスト☆レビューにそれなりに詳しい人だったら「ってことは、アノ曲のことだね」ってのがわかってしまう内容になっています。
その辺も含みで、まだネタバレに近いものは嫌だよって人は、ここでオヒラキにして、ご自身の目でライブを楽しんでからまたここに来ていただいた方がイイと思います。
そうではない方は、どうぞ最後までよろしくお願いします。

それじゃ、ここからは項目別に書いていきますよ。

・今一番演奏が上手い

これはライブに行くたびに言っているけれども、スタレビの演奏は今現在が一番上手い。終演後に幕別の会場から出たときに「いやぁ、今までで一番いいライブだったなぁ！」と言うと、カチンくんが「それ１０年前のライブの時から言っているな！」と笑っていました。
俺は２００９年に「太陽のめぐみ」というアルバムを引っさげてのツアーに参加した時に「もう彼らはこれ以上上手くならなくてもいいのではないか」と思ったんですけれども、あれから１３年。当時よりはるかに演奏のクオリティが上がっております。
生スタレビを最後に観たのは昨年の１０月、地元の公演にて。新コロ禍で次いつライブに行けるかはわからない時代の中で、１年２ヶ月を短いスパンと言っていいのかどうかはわからないけれども、この期間内に再度ライブに行けてとにかく嬉しい。そして前回から１年と２ヶ月しか経過していないけれど、さらに演奏が上手くなっている。まだまだはじまったばかりの今回の「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ツアー、きっとツアー中にさらに演奏が上手くなるんだろうな。楽しみだ！

・ピンチを逆手に取る

今回のツアー【スターダスト☆レビュー ツアー 2022～24 　「ブギウギ ワンダー☆レビュー」】は、スターダスト☆レビューというバンドの歴史の中で、特別なツアーになることは間違いありません。というのも、なんとデビューの時からバンドを支え続けているパーカッションの VOH 林さんが、今年の８月に初期の喉頭がんであることがわかり、治療に専念するために半年ほど活動をお休みすることがわかったのです。
VOH 林さんは、パーカッションという楽器だけではなく、メンバーの中でもっとも高音パートのコーラスを担当されていたり、かつては「ファニー・パーカッション」と呼ばれていただけあって、その人間性・キャラクター性がライブの構成の中で大きな役割を果たしていたりと、他のメンバーと同じように、１人欠けたらツアーはできないんじゃないかって思うのが普通。
一度は VOH 林さんの復帰を待ってからツアーを行うことも考えたそうだが、いろんな事情があってツアーを開催することになり、今回のツアーでは、そんな VOH 林さんがいないという、ピンチを逆手に取って構成だったり、あとは現代のテクノロジーを使って、まるでステージ上に VOH 林さんがいるかのようなサウンド作りをされていたりで、とにかく見応えありです。

“ピンチを乗り越える”のではなく、“ピンチを利用している”のが、スターダスト☆レビューのやり方です。
今回それが、ひとつのテーマになっているステージでした。いやはや、本当に素晴らしい。
それこそ、今回一緒に行った、スターダスト☆レビューのライブに初参加のつくもひふみくんは、ライブ中のとある演出の際に、メンバーから溢れ出る VOH さんへのリスペクトをひしひしと感じ、泣きそうになったとライブ後に話されていました。

前回の「年中模索」のツアーでは、ちょうど新コロ禍の中駆け抜けたツアーで、今までのようなライブが展開できない。いろんな制限の中でライブをやらないといけないがスターダスト☆レビューはそんな「制限」を逆利用し、今までにない音楽エンターテインメントを展開し、「年中模索」は俺がこれまでスターダスト☆レビュー以外のアーティストやバンドのライブも含みで、大変に素晴らしく、そして今までに見たことのない新しい形のライブで、一生忘れられないものになりました。
それはどんなライブだったのか。それは是非とも先日発売された「年中模索」のライブビデオで確認してくださいな。

VOH 林さん不参加のピンチをどう逆利用したのか。これから参加される皆様は是非とも楽しみにしてください。
そしてボーカルの根本 要さんが、今回のライブや、先日のテレビ出演の際にも言っていました。
「スターダスト☆レビューのファンの中にも、今現在ガンやその他の病気だったり、体の不調と戦っている人がいると思う。VOH 林さんがバンド復帰を目指して一生懸命治療を頑張ることが、そういう人たちを勇気付けられたら。」
といったことを話されていましたが、本当に素晴らしい言葉だと思います。俺自身、幸せなことに今現在一切の病気をしていませんが、VOH 林さんのバンド復帰を目指して一生懸命治療を頑張っていることと、要さんの言葉がご自身の病気と今まさに頑張っているすべての皆様に伝わればいいなと思っています。

・はじめて１２月にスターダスト☆レビュー観た

俺は２００３年の「Heaven」というツアーから彼らのライブはほぼ毎年観に行っていますが、１２月に彼らのライブを見るのは、１９年間でなんと初です。というか北海道の場合、１２月だと雪でのトラブルで飛行機が飛ばないというリスクとかあったり、あまりライブイベントはないんですけれどね。
スターダスト☆レビューは１２月の１ヶ月間、ライブがクリスマス仕様になるってのはもちろん知っていました。あとでさらっと説明しますが、まずはセットリストがクリスマス時期を意識したものに変更されます。クリスマスを意識した演出、そしてステージの上にはクリスマスツリーが飾られるのです。
ファンクラブの会報などで、クリスマスツリーが飾られたステージを観たことがありますが、生で観るのははじめてで感動しました。特に、ライブの真ん中あたりでやった、とあるバラード曲では、曲調に合わせてステージ上の照明も暗くなった中、キラキラ光るクリスマスツリーのイルミネーションが本当に綺麗だった。俺はこの先、２０２２年の年末のことを思い出すたびに、あの光景も思い浮かべるんだろうな。

・セットリストに大きな変化

ここからはセットリストの話になってしまいます。具体的な曲名を書かないので、ここからの話は今回のツアーではどういった曲を演奏しているのかを把握している人にしか伝わらない話になってしまいます、すみません。
まず、全公演共通の固定曲は変更なかったのですが、日替わり曲のコーナー。日替わり曲も、いつくかのパターンが見えてきたところではありますけれども、幕別公演からは１２月ということもあって、今の時期しか聴けないような、いわゆるクリスマスソングが追加されました。クリスマスソング、スターダスト☆レビューには数曲ありますがどの曲を演奏したのかは･･･内緒です。

そしてもう１曲、初の北海道ということもあって、あのコーナーにあの曲が演奏されました。これは俺もつくもひふみくんとカチンくんも、かつて北海道でバカ流行った曲なので聴けて嬉しい！
しかしこの曲、今ツアーで初の演奏だったためか、曲の途中でボーカル要さんが大胆に歌詞間違い！
なんとその場で作詞と歌唱を同時に行い、この曲のサビ部分を「♪いつの間にか歌詞  忘れてしまって 適当に歌ってる　誰も知らないから堂々と歌い続けるんだよー♪」てな感じの歌詞に変更。サビ終了と共に会場からは大きな笑いと拍手が巻き起こりました。

・アンコールが圧巻

ツアーに参加された人にはすでに話題になっていますが、今回のツアー、様々なところに見所があります。その中でも個人的にアンコールがとにかく圧巻でした。１９年間スターダスト☆レビューを観ていますが、ああいう演出ははじめて観ました。本当に感動しました。
まだツアーはじまったばかりですが、あのアンコール部分、早くライブビデオや CD で確認したい。今、あのアンコール部分をもう一度聴きたくて仕方ありません。そうそう、俺ってああいうサウンドがめちゃくちゃ好きなんですよね･･･よくヴィレッジヴァンガードでああいう系の CD ついつい買っちゃうタイプの人間ですので･･･って、これ以上書いたらアレですのでこの辺にしておきましょうか。

と、アレコレ書いてみました。数日ぶりに作業部屋のデスクに座り、こんなにも長文を書いて肩と首がバカ痛いのと、そういえば年末でバカ溜まっている仕事の方もそろそろはじめないといけないなってことに気づき始めたので、この辺で一旦止めて、また何か思い出したら後日別のテキストで語り尽くして観たいと思います。
今ではネットでちょいちょいっと検索すれば、ライブのセットリストくらいひょいっと調べ上げることができちゃいますけれども、もしも１２月８日（木）の幕別公演のセットリストがどこにも公開されていなく、知りたいけれども知れないで困っている方は、俺の Twitter の方に DM ください。お力になれればと思います。もちろん、フォロワーさんじゃない方でも、全然遠慮しないで DM ください。グロ画像とか送りそうな顔しておりますけれども、送らないので安心してくださいね。

■スタレビのことを熱く語ったテキスト一覧はこちらからどうぞ
→https://note.com/preview/na4afdfad3e72?prev_access_key=b2484e8b603f485038c2b5895f3b3668

というところまで書いたところで文字数が５２４５文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。こんな感じのバカしょうもない文章を毎日更新しておりますので、またよければ遊びに来てください。
それでは次回をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら（淀川さん風に）

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