「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」をヘビロテ中 後編
どうも、退職代行の仕事をしてる人が仕事を辞めたくて退職代行利用!です。
それは冗談でして肝数値高男です。
2024年5月22日(水)に発売されたスターダスト☆レビューのニューシングル「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」が素晴らしい!そしてすごく面白い!新鮮なんだけれども何度も聞いている大好きな楽曲がたくさん流れるこの曲は、これまで何度も経験してきた「スタレビの新曲」では感じたことのない感動でいっぱいです。今回は「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」のことで1本テキストを書かせてください!ということで前回のテキストを書かせていただきましたが、案の定とんでもない文字数になってしまったので本日も続きを書かせてもらいます。
前編→https://note.com/natural/n/n60a521eb4cc9
発売日を完全に忘れてしまっていた「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」でございますが、仕事後にちゃんと買いに行きましたよ。ちょいと仕事が長引いちゃって、やっと終わったのが21時前。いや、これは決して会社に無理やり居残りさせられているってわけではなく、自分で作った仕事をやった結果この時間になったというだけの話です。
ちょいと遅い時間になってしまいましたがノープロブレム!普段、スターダスト☆レビューの CD を購入しているお店ってのが、0時近くまで営業をしているので、過去に仕事が終わって遅くなってからもその日のうちに購入できたのです。仕事後に CD を買いに行って車で聴いてゴキゲンになりながら帰宅♪というのがこの日の俺の予定だったんですけれども、いざ CD ショップに着いてみると・・・!「あれ?CD ショップどこ??」ってくらい真っ暗。びっくりするくらい真っ暗!そこは漆黒の闇でした。
俺の愛車のライトに照らされて、CD ショップの建物があります。まさかここ潰れた?いやいや、そんなわけはない!!
誰もいない、少し不気味な CD ショップの駐車場に車を停め、どういうことか Google で検索をかけると、なんと0時近くまで営業しているはずのこの CD ショップが、いつの間にか営業時間短縮で21時に閉店するようになったことが判明!
うえーーーーーーー!マジかーーーーーーーーー!!!!
やっちまった!田舎なのでここ以外の CD ショップなんかもう営業していないし!
つまりは、「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」の発売日の2024年5月22日(水)に、俺はシングル盤を入手できない、ということになります。もうだめだ俺・・・ファン失格だ!というかなんでこの日仕事入れた!?ファンなら休みを入れろよ!って話だよ。
この日に「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」をフルで聴けるはずだったのに、聴けない。あまりにも悲しかったので iTunes Store でダウンロード版を購入しようかなとも一瞬考えたのですが、やっぱりパッケージが欲しいよな。なかなかに特殊な楽曲なので、歌詞カードやクレジットがどんなふうに記載されているのかめちゃくちゃ気になるし。あとは付属の DVD がダウンロード版だと視聴できないのがキツイ。日を改めてシングル盤を購入することにしたのでした・・・。
というわけで、発売日から少し遅れてしまいましたが、休みの日に早起きして、朝イチに CD ショップに行って無事にゲットできました。さっそくカーオーディオに CD を突っ込んで、この日から車の中ではヘビロテ。会社への出退勤や買い物に行く時など、つまりはほぼ毎日12分の「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」をフルで聴いているんですけれども、最高です!この「最高!」の気持ちを残したくて、今回のテキストを長々と執筆している、ということになります。
我々素人からしたら、「メドレー」ってのは、ただ曲と曲を続け様に演奏すればいいだけじゃね?と思いがちでございますが、実はそうもいかなかったりするんですよね。そもそも、すべての曲には「BPM」という、いわゆる「テンポ」がありますので、曲のたびにコロコロとテンポが変わったら演奏するのが大変です。
そして素人にはさらにわかりにくいのが「キー」です。これも「BPM」と同じで、すべての曲には「キー」というのがあります。
「A」から「G」まであるのに加えて、その隙間の「♯」のキーもあります。これだけかと思ったら「マイナー」というバージョンのキーもありますので、ザックリですけど28パターンのキーがある、ということになります。
で、この「キー」というルールの中で「コード進行」ってのが展開されているんですよね・・・と、だんだん専門的な話になってしまいましたが、とにかく音楽ってのは結構複雑なんですよ。
さらに困ったことに曲の中でキーが変わるというパターンもあったりします。いわゆる「転調」というやつです。
スターダスト☆レビューの楽曲でいうところの「愛の歌」のようなラストのサビで抑揚がつくあの瞬間も転調しています。サビのラストでの転調はわりとあるあるな手法ではございますが、例えば「Simple Song」のような序盤で転調するというパターンもあったり「愛してるの続き」のように曲の中で何度も転調を繰り返すパターンもあったりします。
何を書きたいのかと言いますと、「キー」ってのは絶対音感がない場合、あまりわからなかったりするのですが「転調」は割と素人でも勘付いたりするものです。
つまりは曲の中で何度も「転調」があると、曲の雰囲気があっちに行ったりこっちに行ったりで落ち着きのない印象が残ってしまうのです。
で、これが終わりのコードとはじまりのコードの組み合わせが最悪だったらすごく違和感のある転調になるのですが、逆に相性がいいとすごく自然に転調できるのです。
「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」では、ほとんどの楽曲をディスコビートに合わせて演奏し、BPM をある程度統一させた上に、各楽曲の終わりとはじまりのコードの組み合わせの相性が絶妙で、あっちこっちに複雑に転調しているはずなんだけれどもすんなり聴けちゃう。これが本当にすごい!
音楽の知識をなんとなく知っているニワカぶっている俺がそう思うくらいですから、音楽にマジで詳しい人からしたら驚きの連発なんだろうなぁ・・・。
俺は「全盛期」って言葉が好きではなく、すべての人が「今」が一番なんじゃないかって思いたいし、自分の人生でも若い時ではなく「今」が一番最高だ!と言い張れるような生き方をしたいと考えている人間であるんですけれども、でもやっぱりどうしても「全盛期」ってのは世の中の価値観であったりするじゃないですか。
そういう意味で言えばスターダスト☆レビューは「全盛期」を常に更新しているバンドだと思います。
彼らを20年以上ウォッチし続けている俺は、はじめて彼らのライブに行った時のメンバーたちの年齢は40代半ばくらいだったでしょうか。そりゃ、当時の彼らは今よりも若々しかったし、動きも軽やかでした。でも、演奏や歌は断然今の方が全盛期です。今でも覚えているのですが2009年の「太陽のめぐみ」のあたりで「スタレビはもうこれ以上、上手くならなくてもいいのではないか?」と思ったことがあります。いわゆるバンドの「巧さ」が、カンストの状態であると、素人の俺は当時思ったのです。
あれから15年が経過した今、当時よりもさらに巧くなっているのです。メンバーはどんどん高齢化しているってのに、演奏やコーラスはカンストを超えて桁が変わったくらいに巧くなっているし、やっぱり根本要さんのボーカルがここ数年すごるぎる。彼のボーカルは「上手い」とか「巧い」とかの次元ではなく・・・なんていうのかな・・・アルバムでもライブでも、空気を変える凄さというか、聴き手を一瞬で吸い込んでしまうようなすごさがあるのです。
過去に参加したライブでは「やっぱりプロのボーカリストの歌は巧いなぁ・・・」と、当時もそれなりに根本要さんのボーカルに魅了されていましたが、今はそれ以上の凄さがあるというか、「歌巧いなぁ・・・。」と感動することさえも忘れてしまうくらいに魅了されてしまうのです。
と、書けば書くほどわっけわかんない感じになってしまっておりますが、ここ数年の根本要さんの歌声を生で聴いたことのある方だったらわかっていただけると思います。
最新のライブやアルバムの楽曲では、当然 現在の演奏もコーラスも、異次元レベルの根本要さんのボーカルで聴くことができるのですが、俺の中で例えば1980年代、1990年代に発売したアルバムの収録曲をすべて、今のスタレビの演奏で、今のコーラスで、今の根本要さんのボーカルでスタジオ録したらどんな感じなんだろうって思ったりもしましたが、これは所詮素人の妄想にすぎません。
やっぱり当時の作品は、当時の音で聴くのが結局いいのだという結論に至ってしまいます。当時メンバーだったら三谷さんや光田さんの存在もデカいし、当時アルバムに携わったスタッフたちの情熱もあるし・・・ということを考えたら俺の妄想は間違った方向にあるなとも思ったので、やはり今のスターダスト☆レビューのサウンドを楽しむのは最新のライブと、新譜だけでいいのです。
でも、今回の「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」で、俺の妄想が少しだけ叶いました。
「はっきりしようぜ」など近年にリリースされた楽曲もありますが、例えばメンバーが20代の時の楽曲「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」だったり、30代の頃の楽曲「季節を越えて」だったり、40代の頃の楽曲「めぐり逢えてよかった」だったり、50代の時の楽曲「春キャベツ」だったりが、60代になって全盛期を更新し続けているスターダスト☆レビューが、しかもスタジオ録音で、ワンフレーズではありますが演奏した音源がこうして形になったのは嬉しい。
ディスコアレンジが施されてはいるけれども、あの頃の楽曲たちが、今のスタレビの演奏で、今のスタレビのコーラスで、今の根本要さんのボーカルで聴けるのが嬉しくてたまりません。
「昔の楽曲を今のスタレビがスタジオで録ったら・・・」という、俺の密かな妄想が「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」のシングル盤で形になったのです。
本当にたまりません。
ただひとつ、残念なのがパーカッションの VOH 林さんが喉頭癌の治療でお休みしていることでございます。シングルのパッケージにはもちろんクレジットで VOH さんの名前がありましたが、今の最高な状態のスタレビに VOH さんがいないのが寂しすぎる。
しかし、今は VOH さんは休む必要があるタイミングなので仕方ないことではありますが、ただただ「病気」というものが憎くて仕方ありません。
そんな VOH さんも、今回のツアーの最終日にサプライズ登場!少しずつではございますが、「VOH さん復帰!」という、最も最強の状態に近づいています。VOH さんが以前のようにまた元気いっぱいにステージに立てる日が来ることと、これから先のスターダスト☆レビューが楽しみで仕方ありません!
そんなことを考えさせられる「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」は好評発売中でございます!読者の皆様、買えよ!。
■スタレビを熱く語っているテキスト一覧
https://healthy-fortnight-c18.notion.site/d296304f0f664fcfaf74afda12ef9e16
というところまで書いて文字数が4832文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。
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