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Dead by Daylight で遊びの限界を超える#3

どうも、後ろから驚かされた勢いで幽体離脱をしてしまうおっちょこちょいな人です。

それは冗談でして肝数値高男です。
今年の夏に購入して触ったり触らなかったりしているゲーム「Dead by Daylight」を久しぶりにプレイしましたよ。というのも、このゲームを極めている悪友アリストテレスくんが、「今期間限定で2対8モードがはじまるズラ。楽しみズラ。あ〜ケンタッキーのツイスター食いてぇズラ!」と言ってきたので「じゃあ一緒にやりますか!」と、10月頭までアリストテレスくんとは「バイオハザード6」を Co-op プレイしていましたけれども、クリアしてしまったので1ヶ月以上一緒にゲームをしていなかったので、今回久しぶりに一緒にゲームをプレイすることに。

アリストテレスくんとゲームをするとなると、彼の生活に合わせることになりますので、相変わらずバカ遅い時間からの開始です。俺は至って普通のサラリーマンをやっていますので、遅くても21時前とかには帰宅しておりますけれども、彼のような鹿と車が正面衝突の事故を頻繁に起こす山道で「ショウ!ショウショウショウ!!!」と叫ぶという仕事をしている人間ですと、帰宅時間がバカ遅いのです。
23時くらいから作業部屋で仕事をしつつスタンバイしていたのですが、一向にアリストテレスくんから連絡が来ません。日付を超えて0時になりようやくメッセージが届きました。お!もう一緒にプレイできるか!?と思ってメッセージの内容を確認してみると「1時30分からでいいズラか?」と。
1時30分か〜・・・。明日、朝から仕事だけれども、どうしよっかなぁ。でもなぁ・・・「北の国から」のファンの俺の人生のモットーは「やるなら今しかねぇ〜(長渕剛風に)」なので、彼を「あみん」と同じレベルで待つことにしました。
それでも、まだまだ時間がありますので開始時間まで操作確認も兼ねて1人でプレイしてみることに。

いつぶりのプレイになるのだろうか、笑ってしまうほどに操作方法を忘れてしまっている。同じホラーゲームとしてここ最近は「サイレントヒル2」をプレイしてるので、大丈夫だろうって思っていましたが、その成果をまったく発揮できておりません。むしろ「サイレントヒル2」の操作方法とごっちゃになって余計に混乱してしまっています。まったくもう・・・なんで俺ってこんなにドジで桜井日奈子さん大好きっ子なんだろう。

とりあえずやってみようということで、「生存者」としてフィールドに降り立ちます。
ゲーム開始と同時にすぐ近くに発電機があったので、さっそく修理に取り掛かります。
するとすぐそこで同じように発電機を修理するプレイヤーが。そうだ、2人で同時に修理をすると修理速度が速くなるんだっけか。最初からいい感じだぞ!と思っていたら、一緒に修理をしていたプレイヤーが修理半ばにしてどこかへ走り去ってしまう。同時に鼓動が高鳴る音。そして怪しい赤い光が・・・!そうだ、これは「キラー」が近づいている演出だ!
俺も逃げなければ!と、思った頃にはもう時すでに遅し。背後からキラーに襲われまっすぐフックに吊り上げられてしまいます。

開始早々、1分くらいしか経過していない間での出来事であります。相変わらず俺は下手くそだなと自己嫌悪に陥っている時に、別のプレイヤーが俺をフックから救出してくれます。しかも、その後に治療まで。めちゃくちゃありがたい。しかもまたさらに別のプレイヤーが近づいて来て、今度は2人がかりで俺を治療してくれている。めちゃくちゃありがたい。オンライン上でのやり取りなので、どこに住んでいる誰なのかわからない。でもこの2人には一生忘れられないくらいの感謝の気持ちでいっぱいだ。
なのにだ、そこから数分もしないうちに俺はまたキラーに襲われるのであった。・・・せっかく2人の心優しきプレイヤーに治療をしてもらったのに、だ。

そして今回のプレイでただダメージを喰らっているだけではない、特殊な状態になってしまっていました。多分、キラーによって生存者をこの状態にできるんでしょうけれども、プレイキャラクターが急に発狂して幻覚が見えはじめるのです。あの状態に何かしらの名称があるんでしょうけれども、あまりにもニワカなのでよくわかっておりません。こんな時は R1 ボタンを押して、繰り返される QTE をなんとかやり過ごして「正気に戻る」をしないと、元の状態には戻れません。

しかしだ、本当に情けない話でございますけれども、俺はこの「QTE」も苦手なのだ。多分、俺は全般的に鈍臭いんだろうな。びっくりするほどタイミングを外してしまい、その結果失敗をしてしまい、プレイヤーキャラのおっさんはアホみたいに絶叫するのです。多分ですけれども、あの絶叫の瞬間、キラーに居場所が完全にバレてしまっていますよね。「お願いだから静かにしてくれ!」と、モニターの中のキャラクターに問いかけてしまいました。
その数分後、俺の叫び声を聞きつけたであろうキラーがこちらに走って来ます。はいはい、くると思ったよ。どうせ、この後俺のことを惨殺してフックに吊るんでしょう?ほーらやった。さっき2人に治療してもらったってのに。なんでそういうことするかなー。

2回以上フックに吊るされてしまったことで、俺が操作するキャラクターは完全に絶命してしまいました。久しぶりの「Dead by Daylight」のプレイは何の爪痕も残さずに、こんな感じであっさり終わってしまったのでした。
しかし俺はめげない。すぐに第2戦目に挑戦だ。またもや「生存者」としてエントリー。先ほどのプレイの反省を生かして、今度は慎重にプレイするぞ。

てなわけで、発電機にガンガン駆け寄っていくのではなく、周囲を静かに警戒しながらフィールド内を視察。すると、はじまって早々に目の前にキラーにボコボコにされてフックに吊り上げられているプレイヤーがいるではないですか!
今度こそ、助けに行こう。さっき知らない2人に助けられたんだから、今度は俺が助けなければ。
こんな俺ですけれども、誰かの役に立ちたいと思ったわけだ。
しかし、今すぐにいくと周囲にまだキラーが徘徊している。ここは慎重に、少し時間をおいて事件現場へ向かう。

すると、開始早々に誰かがフックに吊り下げられているではないですか。まさに、さっきの俺みたいに。
前回の反省を生かして、しっかり救出してあげましたよ。その後治療もしてあげました。しかし、しかしだ。この「治療」をしている時にも、画面上に「QTE」のアイコンが表示されるのですが、またしても大失敗してしまいました。
その瞬間、傷ついた仲間が「ギャーッ!」と叫んでしまいます。血もドクドク流れてめちゃくちゃ痛そう。作業部屋でひとりでプレイしているはずなのに「ゴメン!!!」と、ついつい声に出してしまった。ほぼ、同時刻に世界のどこかで、今の俺のミスを見て「なんでやねん!!!」と思った、もしくは声に出してしまった、このキャラクターを操作しているプレイヤーがいると考えたら俺みたいな下手くそがゲームをしていて本当にゴメン!って気持ちで胸が痛くなってしまう。

そんなことを考えるくらいだったら、これから俺がするべきことはふたつあります。それはもう2度と「Dead by Daylight」というゲームをプレイしないで他のプレイヤーに迷惑をかけないこと。もうひとつがとにかくたくさん「Dead by Daylight」をプレイして腕を磨いて他のプレイヤーに迷惑をかけないこと。
俺が選んだのは、都内で撮影を済ませたと言われている紗倉まなさんの2025年カレンダーを予約購入する、ということですが。

そんなこんなで、アリストテレスくんの準備ができるまでの時間、3〜4回ほど自主練をしましたが、散々な結果になりました。もっと本当のことを言えば、楽しい気持ちになるはずのテレビゲームなのに、その真逆の感情がふつふつと湧いてしまっている。さらにさらに本音を言ってしまうと、こんな気持ちになったこのゲームを、これからアリストテレスくんと一緒にプレイするのがしんどい。明日も朝から仕事だし、このままアリストテレスくんが準備をしている間に、寝落ちしてしまったことにしてしまおうか、なんてことも考えながら、ゲームを一旦ホーム画面のまま放置してその横のモニターでトリトメのないこんな文章をシコシコ書いたわけでございました。

この後、アリストテレスくんと2対8モードでシコシコっとプレイしたわけでございますが、その話は長くなるので次回のテキストにて。


■遊びの限界を越えるシリーズ 目次
https://healthy-fortnight-c18.notion.site/10e399f9dd1d80a39aedc958a648df52

■Dead by Daylight 公式サイト
https://deadbydaylight.com/ja/

というところまで書いて文字数が3768文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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