Utu うつを克服した僕4
それから定かではないけれど、⒖分程度、発作が続いたが、幾分落ち着いてきた、でも何か心の芯(魂)が抜けた感じというか、物陰に隠れていないと不安でしょうがない感じで、自分自身が委縮しているのがわかる。
下では妻が何かを片付けている物音がする、子供たちは出掛けて行ったようだ。
でも下の片付けの音がとても大きく響く感じがして不快に思えたが大声をあげられる勇気もないほどに心が委縮している。
少し部屋から出る勇気が~
いつもなら「お~い!」と妻を呼ぶのに、階段を中ほどまで降り、「あの~ちょっと部屋に来てほしい」と投げかけた。
妻は部屋に入って「どうしたの?」と、やっぱりいつもより声が響いて、耳を塞ぎたくなる~
いつもと違う委縮した僕を見て、小声で「どうしたの」~
発作がでた内容をゆっくり伝えるので精いっぱいだった。
会社のことが気になり、事務所の松本さんに病院へ行ってくるとまず伝えてくれと妻に頼んだ。
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