#落書きが一つ一つのストーリー 殺人者とポジティブ
俺の名前はジョージー=ブリューマン。
プロの殺し屋だ。
世界を旅して気に入らない男を殺したり、
他人からの殺しの依頼を受けたりする。
物価の安い国をプラプラして人を殺すとてもつまらない仕事だ。
現在俺は知らない国に来ている。
実際このような正体不明の都市のほうがけっこう殺しの依頼が来たりするのだ。
おら、サンティス=サンティス・サンティス!よろしくな!
非常に狂った名前のポジティブなガキが話しかけてきた。
正直気味が悪かった。
坊や、君は向こうへ行きなさい。
依頼があるのです!!
このようなかわいい5才にも満たない坊やが、殺したいほど憎い相手を持っているとは。
正直驚いた。
あまり気に入らないが、引き受けることにしよう。
ああ、かまわないぞ。
なんだよ、上から目線!!
ファッ!?
可愛かった坊やが急に偉そうにしてきた。
殺し屋という仕事な以上、気に入らないやつは一刀両断にしなければならない。
俺はナイフで襲いかかったが
あっという間に右手を殴られナイフを落とし、1秒にも満たない間に腹に3発入れられた。
こいつ強い!!おかしいくらい強い!!
お前殺し屋の息子か!?
「I」の息子!!
こいつはボスの息子だった。
すぐさま俺はひれ伏した。
屈辱を噛み締めながら。
すぐに幼稚園に案内され、
「I」の息子を虐めている奴らを一刀両断に…
しようとしたが、いじめっ子Aが積み木で足を滑らせ、いじめっ子Bが転びの軌道を変え、いじめっ子Cが確実に転ぶように調整し、俺は本棚に頭からぶつかった。
いじめっ子C:おい、お前も加勢しろ!!
いじめっ子D:僕なんてどうせ役に立たない…僕なんて…
自信をなくしているようだ。
俺も鬼ではない、
慰めに行こうと思ったが、
いじめっ子D:僕が持ってるものなんて…
アサルトライフルくらいのものだ。
ダダダダダダダダダダ
ぎゃあああああああああ!!!
こいつらおかしいくらい強い!!
お前ら何者だ!?
いじめっ子A:「L」の息子。
いじめっ子B:「G」の孫!
いじめっ子C:「T」の娘の息子!
いじめっ子D:「S」とは俺の事よ。
全員やばかったー!!
いじめっ子C:「S」、やるじゃねーか!
いじめっ子D:いや、それほどでも。
「I」の息子:みんなすごいよ!
勝手に友情を作らないで!!
(俺の頑張りは何だったんだ…)