担任奮闘記1
元気すぎる子ども達
教師人生25年ですが、プロ野球の応援歌を授業中に大合唱されたのは初めてです(笑)
「教科書出してー!」
もちろんすぐ出ません。
「並んでー!」
もちろんすぐ並べません。
「宿題やった??」
もちろんやっていません。
なかなか手強いです。
「当たり前のことを当たり前に」なんて言っていたけど、今思えばすごく乱暴な言葉だったなぁと反省。
「当たり前」にしていく過程を大切にしたいと思います。
2:6:2の6に目を向ける
元気すぎるクラスですが、がんばっている人もたくさんいます。
目立たない子にしっかり声をかける。
笑顔を向ける。
ふとしたことを見逃さずほめる。
そんな小さな積み重ねなんですよね。
「2-6-2の法則」というものがあります。
あらゆる集団において、パフォーマンスや生産性が高い人が2割、中くらいの人が6割、低い人が2割の割合で存在するという経験則です。
目を向けるのは、クラスにおいてリーダー的で勉強もがんばる「いい子」でもなく、足を引っ張る2割の子でもなく、普通に頑張っている6割の子です。
ちゃんとやってるから大丈夫、とその6割の子は放ってしまいがち。
でも本当はそういう子こそ、大事にしたいと思うのです。
そして低い2割をいかに6割の方に近づけていくかは、その集団の雰囲気や人間関係次第によるところが大きいです。
まずは、普通に頑張る子どもたちにしっかり関わっていきたいものです。
がんばりの見える化
宿題で丁寧に書いていたノートにシールを貼ると大喜び。
「先生、シール帳を作って」
と言われたので、5年生だけどどうかなぁと思いつつ、かれこれ20年近く使っている「がんばりちょきん」のシール台帳を配ったら配った途端にキレイに色を塗る子続出。
一気にやる気になった子も多数。
これ、個人的にはこのネーミングも子ども達のがんばり心をくすぐるのかもしれないと自画自賛してます(笑)
そんなんでやる気になるのか?!と思うくらいですが、やっぱりシールをもらえるとうれしいし、そのシールがたまるのもうれしい。
がんばりの見える化は必要だと改めて思いました。
しばらくはシール大放出しようと思います
ちなみに写真はうちのお子様のやつです。
学校でも家庭でもシールは偉大です。
図太くかつ繊細に
自由な子どもたちですが、明るく元気で正直。
すごく子どもらしくてかわいい。
でも教室内の子ども達の様子を見ていると、色々その子なりに思っているところが見えてきます。まずは、教室の中で安心して過ごせる居場所を作ることから始めたいと思っています。
私はどういう訳かそういう子ども達が多いクラスにご縁があります。
というか、私がそうさせているのかもしれませんが。
動じないメンタルと細やかな気配りで今日もはりきってがんばります!
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