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教師と母の狭間で

昨日はお子様たちの授業参観に行ってきました。
うちのお子様が通う学校は地域的にも保護者的にも落ち着いているなぁと思います。

保護者の立場から

まぁ、その中でも弟くんは随分先生を困らせていまして・・・・。
今まで先生側で子どものことを保護者に伝えていた私が、逆に色々言われる立場になりました。昨日は授業はがんばっていましたが、その前にトラブルがあったようで、先生と授業後に話をして帰りました。

「あー、あのときの保護者はこんな気持ちだったんだろうなぁ」「お母さんたちは大変だっただろうな」と逆に立場になって実感することばかりです。
学校からの電話があると落ち込んだり、クラスの保護者の方にお詫びのお電話を入れたり・・・母としていい経験をさせてもらっています。(と思うことにしています💦)

実の母親じゃないから客観視できるところと、実の母親じゃないのに何でこんなことしなくちゃいけないんだと思うことと、色んな葛藤があります。

抜けない「先生」目線

とはいえ、お母さん暦はまだ1年ちょっと。先生歴は25年(笑)
教員という立場を消して、ニュートラルで見ようと思うのですが、どうしても「先生」目線が抜けません。
昨日の授業参観も先生の話し方、授業の進め方など、自分ならこうするとか、この学習はつまずきやすいところだなとか、「先生」として授業を見てしまいました。

弟くんのクラスの先生は新卒の先生なので、助けなくちゃと思って、アドバイスを言ってしまうこともありました。
担任の先生も私が教員であることを知っているので、多分、色々な面で緊張するだろうなぁと思ってしまいます。

また、教務という立場から学校からの配布物やシステムなども、勤務校でも参考にさせてもらうことがあります。

あー、やってしまった・・・

娘ちゃんは4年生で跳び箱の授業をしていました。まじめにがんばっているのですが、失敗を怖れて自分のできるところでしか練習しないという部分が見られました。これは学校に限らずで、その姿に苛立ちを感じました。

で、家に帰って一応はほめたのですが、あることがきっかけで参観日の様子を引き合いに出して怒ってしまいました・・・。
これ、一番やってはいけないやつ。
私としては背中を押すつもりで話したことも、娘ちゃんにとっては怒られたとしか思っていないようで、ぽろぽろ泣いていました。
それに追い打ちをかける私。我ながらひどいなぁと思いました。
娘ちゃんのペースに合わせて、安全地帯とこだわりをゆるく広げてあげられるようになりたいものです。


きっと、これも必然で必要でベストなんだろうなぁと思います。
気分の浮き沈みはありますが、2年間で間違いなく私の器は大きくなった気がします。
母としても先生としても、自分自身を成長させてくれるいい機会だとプラスに捉えていきたいです。

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