物語Vol.8 与えられたミッション
この物語のほんとうの始まりはこちら↑から。
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紆余曲折あって、もう二度と戻るまいと思って離れた故郷。でも2020年6月6日、約6年ぶりにUターンすることになる。そして6月17日には48回目の誕生日を迎えた。故郷を離れた時にはアラフォーだったわたしも、いつのまにやらアラフィフに・・・。なのに、これからの人生の方向性を見失ってまた動けなくなってしまっていた。
そんなある日、定期的にお世話になっている整体師さんの元へ。心身のメンテナンスだけでなくスピリチュアルなアドバイスもしてくれる人で、整体に行く度にいろんなヒントをもらっていた。
この日、心身の調整をしてもらいながら今後の生き方について相談したら、こんなことを言われた。
「あなたは”鑑定”の仕事をした方がいい。」
鑑定というのは、その人の直筆の名前を通してメッセージをキャッチする”ネームリーディング”と西洋占星術のこと。特にネームリーディングに関してはものすごく高く評価してもらっていて、絶対に活かした方がいいとのことだった。
そしてその整体師さんが、自分のお客さんにわたしの鑑定をすすめてくれて実際にみてあげることになった。アドバイスだけでなく、初めてのお客さんを紹介してくれたのだ。
それまでにもネームリーディングの方はイベント出店などでお金をいただいてやったことがあったけれど、西洋占星術でお金をいただいたのはこれが初めてで。1週間くらいかけていろいろと調べて、そのお客さんにとって今必要であろうメッセージをたくさんお伝えした。でもその時はあまりにも情報が盛りだくさんすぎて、反省モードに・・・。気合が入りすぎて、情報過多で結局はわかりにくかったんじゃないかな・・・。とはいえ、鑑定を受けてくださった方はものすごく喜んでくださっていた。
かくして西洋占星術師としての正式な鑑定デビューを果たしたわたし。そしてその後も整体師さんや一度鑑定を受けてくださった方からのご紹介でお客さんをつないでいただき、その度にとても感謝していただいた。
鑑定をするごとに、わたし自身たくさんの学びや気づきがあって。それと同時に、鑑定を依頼してくださる方々に共通する”とある傾向”にも気づいた。あれ?この傾向ってもしかして多くの人が持っているんじゃないのかな・・・?そしてそのことをご本人が自覚した上で西洋占星術鑑定を活用していただいたら、悩みや課題との向き合い方が変わってくるんじゃないかな・・・?
西洋占星術師として活躍されている方が世の中にたくさんいる中で、何をわたしの強みとして打ち出そうか考えていたけれど、なんとなくそれがわかりはじめた。それは鑑定デビューを果たしてから約5ヶ月後のことだった。
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