歯周病の進行を抑える「ヒノキチオール」
こんにちは! 「自然に寄せたくらし」がコンセントのネイチャライズです。
みなさんは毎日のごはん、楽しめていますか? ごはんをおいしく味わうために不可欠なのが「歯」。仮に歯が抜けたとしても、歯茎が硬くなるから大丈夫という説も聞きますが(笑)、やっぱり自分の歯でしっかり嚙みたいですよね。
虫歯はもちろん、お口のトラブルとして注意したいものに歯周病があります。歯周病は歯茎や歯を支える骨を溶かしてしまうだけでなく、悪化すると心疾患や糖尿病などさまざまな病気につながるといわれています。しかも日本人は歯周病になりやすいのだとか。
そんな歯周病への対策として、ヒバの精油に含まれる成分「ヒノキチオール」が有効であることが2020年に発表されました。
新潟大学を中心としたある研究チームは「歯周病とヒノキチオールの関連性」を、2つのグループのマウスを使って実験。結果はなんと、ヒノキチオールを投与したマウスだけ、歯周病の進行が止まったとのことです。ちなみにもう片方のマウスには食塩水を与えています。
ヒノキチオールには抗菌作用があることがわかっていますが、それによって口の中の細菌が減少。歯周病の進行が抑えられたとみられています。
さらに、ヒノキチオールを与えたマウスの免疫細胞は、炎症を引き起こすタンパク質などの量が低下していることもわかりました。
(引用元:新潟大学
https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/02/re20200214.pdf)
自然由来のものというと、少し心もとない気もしますが、意外に私たちの健康に役立つということですね。
自然のちからは、案外すんごい。
しかも、やさしい。
ネイチャライズ
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