君のFighting Pose 見せなきゃ Oh!Oh!
めちゃくちゃな大金を払って実際に東京ドームを借りたうえで、「OASIS再結成ライブ!」って勝手に言えば、200人ぐらいは集客できるんじゃないだろうか。
関係者が偽物ですってアナウンスしても、ノエルが「ジャパンにOASISの偽物が現れたらしいな。そいつらはクソだ、リアムの方がまだましだよ。テムズ川のドブ水で育った魚で作ったフィッシュ&チップスをケツ穴に突っ込んでやりたいよ。」って言っても(すいません、OASISのことはよく知りません。口が悪いイギリス人の兄弟がやってるバンドということしか知りません。)、「もしかしたら……」って思ったファンが来場するかもしれない。
フライヤーが私がパワーポイントで作ったやつでも、チケット代が87万円でも、チケットの販売が阪急OASISのサービスカウンターのみでも、「もしかしたら……」って思ったファンが来場するかもしれない。
もし本当に観客が来場したら、私は皆の前でYUIの「 Rolling Star」を歌おうと思う。
最初は激怒していた観客たちもサビに差し掛かる頃には涙を流しているだろう。夢にまで見たような世界は争いもなく平和な日常なのに、現実は日々トラブッてたまに悔やんだりしてるそんな Rolling daysだったとしても、28歳・実家住み・契約社員・独身男性・アトピー持ち・松屋で生ジョッキ缶を頼む人間が裸一貫で歌っている姿を見れば、明日から頑張ろうって思えるはずなんだ。
そうやって日々を繋いで行けば、いつかは本物の楽園(OASIS)にたどり着けるはずなんだ。
どう思う?
貴方はどう思う?
一緒に歌う?
もう我慢ばっかしてらんないでしょ
言いたいことは言わなくちゃ
帰り道 夕暮れのバス停
落ちこんだ背中に Bye Bye Bye
君のFighting Pose 見せなきゃ Oh!Oh!
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