カマキリ怖い
朝、外出のため玄関の鍵を閉めようとしたら、鍵穴の真上165㎝くらいのとこにカマキリ(大・茶色)がいた。ギャアアアアと叫びそうになったけど、飛ばれたらヤベエ!!という理性が勝り無音で後ずさりした。
触覚がゆらゆらと動いている。
心なしかこっちを見ている気がする。
こちらの様子をうかがっているのか。
ここは動揺を隠して、何も気づいてないよ~ふふ~んという感じでやり過すのが吉。
何せこちらに飛び付かれたらたまらん。
カマキリが飛ぶ姿をご存じだろうか?
あの巨体に似つかわしく、意外と飛ぶスピードは速いし、羽がたくさん広がってバサバサしてるし、手もカマー!ってして飛ぶ。
あの姿に何度ビビらされたか。
カマキリ怖いっていうと「いやカマキリからしたら人間のほうが よほど怖い」説あるよね。
確かにカマキリにカマー!とされたところで我々の指がスパッと切り落とされることはない。ギザギザにギュッされて「いて!」って言うくらい。たぶん。
どう考えても人間のほうが強い。
私はそれが怖い。
移動させるために首根っこ掴んだら潰しそうで怖いし、じゃあと虫取り網を使えば勢い余って潰しそうで怖い。(実際、蝶々を捕まえようと虫取網を振り落としたら、丁度網の外枠に当たって蝶々が真っ二つになるとこを見てしまった)
圧倒的な巨人!!
自分の力の加減も分からない巨人!!
私のそばに来ないで!殺したくないの!
カマキリがもし飛んで来たら、反射的にと手を振り回すし、それが直撃したらカマキリの命はないだろう。
田舎に住むものの嗜みとして、虫はある程度共存していきたいが、巨人的悩みは尽きない。
カマキリ怖い。
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