相方②
今回も前回に引き続き相方について話そうと思います。
相方は10代半ばまで香港に住んでいたと前回の投稿で話したのですが、それ以降は日本の高校に進学しずっと日本に住んでいます。
高校進学と同時に始めたのがサッカー。高校から大学までの7年間部活に情熱を注いでいました。
因みに私は学生の頃、全く部活はしませんでした。代わりに毎日山のように出される課題を家で必死にやりながら時間があればテレビでお笑いを見る、という日々を過ごしていました。
NSCで出会った時気が合いそうだなと思って組みましたが、改めて振り返ってみると、同じ学校にいても友達にはなってなさそうな2人で、今一緒にやっているのが不思議に感じます。
話がそれました。
相方の進んだ高校はサッカー部が割と強くて、彼女自身もスタメンに選ばれるくらいの実力だったみたいです。
そんな相方がやっていたポジションはゴールキーパーではありません。
ボランチです。
ボランチとはどういう役割かと言うと
・攻撃と守備のつなぎ役であり、試合の流れをコントロールする舵取り役
・中盤で相手の攻撃の芽を摘み、深い位置からゲームを組み立てる役割
・チームの司令塔になるポジション
と言う感じです。実は私はサッカーの知識がほぼ0に近いのでググりました。そうなんです、彼女は女子サッカー部の司令塔でした。めっちゃ指示出してたらしい。ほうほう。
因みにその検索結果の下に「ボランチに必要なスキル」もあったので見てみました。
ボランチに必要なスキル
* ボールを貰う時の体の向き
* 相手を背負っている時は細かい情報を入れる
* ピッチ上を動き回れる運動量
* 相手選手のボール奪取力
* ゲームをコントロールする力
* 空いたスペースのカバーリング
* 失点しないためのボールキープ力
* 攻撃の起点になる正確なパス
…………ほんま?ほんまにボランチやってた?見た目からのイメージが出来なさすぎる。
と多くの人がそう思ってると思います。
私もそう思っています。
せめてゴールキーパーであってほしいし、なんならオーストラリアでラグビーとかの方が似合っている。
でもやってたらしい。私もまだ100%では信じきれない。
この話を同期やお客さんに話すとありがたいことに高確率で笑ってもらえます。因みに相方が私に最初に伝えた時、まだ私たちの関係が浅かったのもあって私は笑えませんでした。
とっさに「ふーん」と相手に聞こえるか聞こえないかのほぼ吐息みたいな声を発したのを皮切りに、もの凄い気まずい空気が流れたのを今でも覚えています。
もしどこかでこの話を聞く機会があったら大笑いしてください!