９月26日/自民党総裁選前日

　日曜ぐらいから体調不良でダウンしてましたがもう大丈夫です。皆様ご心配をおかけし申し訳ありません。
　といっても自民党総裁選という超重要イベントを目前に控えているという事を踏まえると、むしろ休むにはいいタイミングだったかもしれません。何せ今回の自民党総裁選は誰が勝つか分からず、しかも結果次第で相場環境も大きく変わりそうです。という訳で今回は、いよいよ明日に迫った自民党総裁選とその後の展望・方針について整理しておこうと思います。
 
　今回の自民党総裁選では９人の候補が立候補していますが、勝つ可能性があるのは小泉・石破・高市の３氏に事実上絞られています。日本国の総理大臣として誰が相応しいかという話は置いておくとして、株価という点にのみ絞って言えばこの３人は「良い子・悪い子・普通の子」と言えます。
 
　株価にとって「良い子」は高市さんで、つい最近も「(今の日本の経済状況で)利上げはアホ」と頼もしい事を言ってくれています。私の中では高市さんは意外と増税主義者というイメージもあるので本当に信用して大丈夫かと思う所もあるのですが、とはいえ高市さんが勝てば少なくとも短期的な株価上昇は間違いないでしょう。何なら今日の株価上昇も高市総理誕生を織り込みにいってる感さえあります。私自身、もし高市さんが新総理に決まればその瞬間に乗り遅れまいと株を買うつもりです。
 
　「普通の子」は小泉さんで、彼が勝つと株価がどうなるかは分かりません。何せ総裁選でも具体的な政策に言及せず抽象的な事ばっかり言うので、どんな経済政策を進めようとしているのかがサッパリ分かりません。とはいえ少なくとも株価にとって悪い事は言ってないですし、若さや刷新感から株は買われるのではと私は思っています。また小泉さんは早期の解散総選挙を明言していますが、これも株価にとってはプラスに働きそうです。衆議院選挙期間中が株価が上がりやすいというのは有名な話です。
 
　という訳で高市さんが勝てば株価が上がるのは間違いなさそうだし、小泉さん勝利でも少なくとも岸田政権時代よりはマシな相場環境になるだろうと思うのですが、問題は「悪い子」石破さんが勝ってしまった時の場合です。