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四季報作戦の期待銘柄紹介

 読者数が必達目標に届かなければすぐにでも辞めるしツイッターでの株関連発信も一切封印するという不退転の決意で開始した新ブログですが、皆様の応援のおかげで無事に2か月目を迎える事ができました。心よりお礼申し上げる次第です。本当にありがとうございます。
 今月は決算チェックリストのような強力なツールは出てきませんが、それでも読んで下さる方に少しでも有益な情報を届けられるよう全力で頑張りますのでどうぞ引き続きよろしくお願い致します。
 
 さて9月1発目となる今回は、発売が2週間後に迫った四季報最新号を利用した投資作戦、通称『四季報作戦』について書いていきたいと思います。ちなみにこの四季報作戦は、私の中では決算チェックリストに次いで私が武器としている「2本目の矢」になります。
 
 まずは、四季報作戦がどういった作戦なのかという事を改めて説明したいと思います。
 
 四季報とはその名の通り四半期ごと…つまり年に4回発売される投資本だという事は皆様ご存じかと思いますが、この四季報を参考にして株式投資を行っている人は本当に多く、投資家にとってのバイブル(聖書)のような存在とも言えます。それ故、四季報の記載内容は株価にも大きな影響を与えます。四季報に良い事が書かれている銘柄は株価が上がりやすく、逆にあまり良くない事が書かれている銘柄は株価が下がりやすいのは言うまでもありません。
 
 そんな四季報ですが、現在は紙の四季報(つまり本屋で売っている四季報)とは別に、オンライン版の四季報というものも存在します。各銘柄について書かれている内容はどちらも同じであり、要は「本の辞書」と「電子辞書」の違いでしかありません。
 
 しかし、内容的には紙の四季報とオンライン版四季報は同じなのですが、閲覧可能時期が微妙に異なります。紙の四季報は当然ながら発売日にならないと手に入りませんが、オンラインの有料版は紙の四季報発売日の2~3週間ほど前から記載内容が最新版に更新されているのです。つまり四季報オンラインの有料会員になれば、紙の四季報が発売される2~3週間前にその記載内容を確認できるのです。この時間差を利用し、四季報オンライン有料版で記載内容の良い銘柄をいち早く見つけて株を買っておき、紙の四季報発売日後の株価上昇を期待するというのが四季報作戦の根幹になります。
 
 次の四季報(秋号)は今月13日に発売されますが、四季報オンライン有料版では既にその記載内容を見る事ができる状態になっています。なので私はここ数日四季報オンライン有料版を読み漁っており、記載内容の良い銘柄をいくつかピックアップしています。その中から特に注目に値すると私が思った銘柄を紹介したい…と思うのですが、その前にまずは過去のデータをちょっとだけ見ていきたいと思います。
 

  ①3か月前(今年5~6月):1439安江工務店
 当時はまだ無料ブログ時代だったので四季報作戦に関して詳しい紹介は避けていましたが、一応名前だけちらっと出した銘柄です。実はこの安江工務店は、四季報オンライン有料版にて記載内容が良いと私が判断した銘柄でした。
 その安江工務店の、前回四季報発売時のチャートがこちらです。


 前回の四季報発売日は6月17日でしたが、まさに発売日当日に株価が跳ね上がっています。私は四季報発売日直前に株を買って発売日直後に売るという単純な売買だけでそこそこのお小遣い稼ぎができました。
 


   ②9か月前(昨年11~12月):3317フライングガーデン
 続いては9か月前、この時に四季報オンライン有料版の好記載銘柄として私が最も注目したのが3317フライングガーデンでした(これも当時のブログに名前だけちらっと出しています)。
 この時のフライングガーデンのチャートがこちらです。


 ちょっと分かりにくいですが、まず注目して欲しいのが緑で囲ったポイントです。株価が窓を開けて急上昇していますが、何があったかというと実はここが四季報オンライン有料版の記載内容が更新された日です。更新後の記載内容が好感されてまず株価が跳ね上がりました。その後株価は上昇と下落を経験しますが、続いて注目して欲しいのが黄色の丸で囲ったポイントです。ここでも株価が窓開け上昇していますが実はこの日が四季報発売日(12月18日)で、この日の急反発を境に株価は右肩上がりとなりました。このように好記載銘柄はオンライン有料版更新当日と四季報発売日に株価が2段ジャンプし、さらにその後も株価が好調に推移するというケースもよく見られます。実はこの前(つまりちょうど1年前の8~9月)は7241フタバ産業がまさにそうでした。
 1段目のジャンプや四季報発売日後の右肩上がり分は取れなかったとしても、フライングガーデンの場合は四季報発売日前日の株価が2460円、発売日当日の株価が2600円(共に終値)なので、発売日前日に100株買って当日に100株売るという単純な売買でも14000円の利益を得られた計算になります。
 
 と、過去の成功例を確認した所で、いよいよ今回の「四季報オンライン有料版好記載銘柄」を発表したいと思います。

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