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おみくじに左右される思考を捨てよう
年末年始は、家族で愛知の実家へ。
夫と息子はお酒を飲んでいないのに、85歳の父は酌み交わすが如く飲む量を増やしていく。お酒を減らしてという私の話を全く聞いていない。
正月でも変わらず父にブチ切れそうなこと多々あったが、いつもと違って夫と息子が間に入ってくれたので爆発せずに過ごすことができた。
息子は父にとって、唯一の孫。
じいちゃんの長い長い何度も聞いた話を、息子はフンフンと頷きながら聞いている。私なら我慢できない。
その代わりかどうか分からないが、厚めの封筒(お年玉)を受け取って、カバンに押し込んでいた。
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行き帰りの高速道路、湾岸長島PA辺りで渋滞に巻き込まれたこと以外は無事に帰宅できた。(夫の運転でね)
3日に松尾大社へ初詣。
前回の記事で、完成後を楽しみにしていた酒樽を見に行った。
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作業されていたお二人の成果です!
参拝の後、息子はお守りを買って、おみくじの列に並ぶ。
おみくじもお守りも自分のお金で買えよ...と思いつつ、仕方なく支払う。(夫の財布からね)
私は、おみくじを引いたことがない。おみくじを引く人の気持ちが理解できない。たとえ凶であったとしても、捉え方ひとつで良い方に変えていくことは分かっているが、本当は息子が引くのも止めたいくらいだ。
一昨年は「大吉」昨年は「末吉」
今年は「半吉」であった。
怪訝そうな顔をする息子…。
何事も概ね良い→ほとんど良い→
もう大吉と同じやんと励ます。
ほら!もう面倒なことになってる。なんで励ます必要がある??
自分から、わざわざお金払って引いてるのに。凶になる可能性があるというのに。
おみくじの吉凶を調べてみると7種類か12種類が一般的とのこと。神社仏閣によって解釈や数が異なっていて、京都の伏見稲荷大社はなんと17種類!
・おみくじ7種類の場合
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
・おみくじ12種類の場合
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
・おみくじ17種類の場合
大大吉>大吉>凶後大吉>凶後吉>末大吉>末吉>向大吉>吉>中吉>小吉>小凶後吉>後吉>吉凶未分末大吉>吉凶不分末吉>吉凶相半>吉凶相交末吉>吉凶相央
(これは伏見稲荷大社の表記であって、違う所もあります)
息子は昨年「末吉」で良いことは書いてなかった。息子にとって昨年は大事な年であったから、帰り道息子を気遣いながらも、自分を励ます言葉を並べていたことを思い出す。
厄は置いてきたから大丈夫
「末広がり」の意味があるってよ
凶じゃなくて良かった
嫌な予感しかなかった。
実際に息子は苦労していたし、私も祈り続けて本当に疲れた1年だった。もう年始に引いたおみくじの吉凶で、1年を左右されたくない!
大吉であれば、期待しすぎる
凶であれば、落ち込む
望むことはただ一つ
「息子の未来が幸せであること」
毎年変わらず同じことを願いながら初詣を終えた。
この記事を書いていて、ふと気になったのは「半吉」という表記が少ないこと。なんとなく中吉や吉の間くらいかなと考えて、おみくじ掛けに結んできた。
調べてみると、神社によっては入っていないところも多く、出現率5%とか⁈思わずニヤッとしてしまう。
自分が引いたおみくじでもないのに、また今年もおみくじに左右されてしまった…。
これからも絶対に引かないと、深く心に刻んだ年始となった。
ご挨拶遅れましたが、今年もよろしくお願いいたします♡
#note書き初め