『SNSはキーワードが9割』のススメ
副業について調べ始めた、SNSが苦手なアラフィフが、SNSにちょこっと興味を持つ”きっかけ“となった本を紹介します。
三浦孝偉 著
『SNSはキーワードが9割』
(秀和システム)
SNSに慣れている方も、私のように苦手意識を持っている方も、副業や起業を考えている方は、とにかく読んでほしい一冊です。
三浦さんは著書の中で「SNSの情報発信の本質はフォロワー数ではない」と言い切っています。少ないフォロワー数でも、しっかりと自分なりの『キーワード戦略』を行えていれば、成果を出せるというのです。
そして起業・副業をするなら、まずはSNSを始めるべき、と冒頭で述べています。
私はこの本を読み、苦手なSNSを「まずはやってみよう!」という気になったのです。
詳細はもちろん本を読んでいただきたいのですが、この本を読んで、私が強く印象に残った3つを、紹介したいと思います。
✿「共感する」ということ
三浦さんはこの本で「ファン」と「ビジネスファン」の違いを定義しています。SNS発信をビジネスに繋げるには「ファン」ではなく「ビジネスファン」を意識せよ、とのこと。それぞれの定義については本を読んでいただくとして「ビジネスファン」を増やすには「共感」してもらうことが大事。
共感するとよく言いますが、そもそも共感とはどんなことか。
「へー」ではなく「なるほど」「分かる分かる」が共感ということ。「へー」といえば、そうなんだ!と一見共感しているように聞こえますが、自分が知らないことに対して「へー」となるわけで、知らないこと=脳でイメージできないこと、に人は共感しないのだそう。この「へー」という発信内容で満足しているようでは、共感を得られない、ということでした。
なるほど〜
✿「面白い」の本当の意味
「面白い」を辞書で調べると、
①興味深い
②こっけいだ
③快く楽しい
④普通と違って珍しい
⑤思ったとおり、好ましい
⑥風流だ
などの意味があるそう。一般的におもしろいというと、つい笑いたくなるような、②のfunnyの一面だけを意識することが多い。ただビジネスファンになりやすいのは、②以外の意味の方だという。SNS発信に必要な面白さとは、人を惹き付ける何らかの魅力があるということ。
日々の投稿では、「笑える」ではない「面白い」を意識せよ、とのことです。
✿自分に纏わる言葉を書き出して「絞る」
本のタイトルにあるように、キーワードを考えるのが大事なんだろうな、ということは容易に予想がつきます。
三浦さんも、キーワードは最低でも10個書き出そう、と言っています。経歴・長所・性格など、なんでもいいので自分をアピールする言葉を書き出してみようと。
ここでは発表しませんが、私は12個書き出してみました。
そこで、これらすべてを伝えるのは難しいので、ここから3つに絞ろうと書かれています。
この絞るコツは、またまた本を読んでいただくとして、私は自分のキーワードをこの3つに絞ってみました。
・何度か転職を繰り返している
・小5から20年以上、趣味のバスケを続けた
・イベントや裏方仕事に興味がある
私は現在noteで、副業について調べつつ、日々思うことを綴っています。この3つから、私がどんな感じの人か、どんなことを考えている人か、想像できたでしょうか。
あれもこれも伝えたい、という気持ちになってしまいがちですが、キーワードが多いと発信内容が散漫になり、伝わりづらくなってしまうようです。
本書では「絞る勇気を忘れずに」と綴られています。
なるほど~
✿まとめ
ということで、この本を読んで印象に残ったことはもっとたくさんありますが、敢えて3つに絞らせていただきました。
なるほど~がまだまだありますので、よかったら手に取って是非読んでみてください。
✿今日の見出し画像
今までは全て、みんなのフォトギャラリーから選ばせていただきましたが、今回は初めての試み。
Canvaを初めて利用してみました。まだあまり上手く使えていませんが、テンプレートがあるとはいえオリジナルを作った気分でワクワクしました。
どんどん新しいことに挑戦していこう!
挑戦している方々、一緒に頑張りましょー!!