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pono0111
死ぬ時に後悔したくない、を掘り下げる②(地方公務員✖️凸凹子育て 19 )
昨日の続きの次の問い。
では、現在の仕事を続けていて、その時間は確保できないのか?
その問いへの答えは「できます」だ。
まず第一に、私には子どもとの時間を、もっと大切に扱う余地が充分にある。
実際に、昨日の投稿により、自分の意識が変わった。子どもが話しかけてきたら、スマホは見ないことにした。これだけで、随分時間がある感じがした。
では、「子どもとの時間があるとして、“自分の世界“として仕事がある」今の状況でいいか?
その答えは「違います」になる。
そうか、私は自分の世界に満足していないんだな。
もともと飽きっぽい私にとって、地方公務員の、数年で必ず異動がある、という働き方にはプラスの面もあった。仕事に慣れ、だんだん飽きが出てくる頃に異動できるので、新しい業務に携われることは、興味を持続させるのに役立った。
しかし、それを何度か繰り返していくうちに、天井が見える気がしてきた。
新しいこと、違う業務と言っても、結局はこの行政というハコの中での違いだよな、というようなこと。
また、息子の不登校に直面した私を支えたのが、学校や行政機関ではなかったということも関係していそうだ。民間のフリースクール等で出会った、芯のある考え、とことん寄り添う姿勢のある方々が、息子や私を認めてくれたお陰で、本当に助けられた。
地方自治体職員として、万人を対象とした公平・公正なサービス提供を続けることとは、違う世界があることを知った。
そういう場所に、自分も行けたらいいな、と思った。
だけど、そういう場所、公務員以外の世界を具体的に挙げられない。だからイメージをもう少し深めたい。また、本当に今の環境ではダメなのかについても、もう少し考えたい。