失恋したい
あーーーー失恋したい。
いや、失恋した時のあのなんとも言えない喪失感と悲壮感、自分がかわいそうだって、なんてかわいそうで誰か助けてって浸ってる感じ。
特に、彼氏と長く続いていて、幸せで、何一つ二人の関係に不自由がなさそうな時に、失恋ソングなんて聞いてしまうと余計考え出す、気がする。
本当に自分でも意味が分からない。
進行形で失恋している人たちを馬鹿にしているとか、馬鹿にしたいわけでは全くない。
なんで私は、時折り自ら幸せをぶち壊して不幸になりたいのか、いや不幸に浸りたいのか。
悲劇のヒロインになりたい願望的な、
独立している女性からは最も反対の存在。普段は憧れない。
なんて情けない、一人じゃ立てない生きていけない、誰かに助けてほしい。
動きたくない、何もしたくない、分かってくれるでしょう?、、、。
なにか不自由のない日々に刺激が欲しいのかな、?
でも刺激って例えば、?新しいことを初めてみるとか経験してみるとか?
いや、そうじゃない、前に進んで晴れやかな気持ちになりたいわけじゃない。
後退したい。何もないのに何かあったみたいな感情でいたい。
失恋ソングってすごい。
いや、感情の起伏がすごくて何にもすぐに感情移入してしまう自分が恐ろしい。
自分が主人公。
例えば、法には全く触れないけど倫理観的にアウトなことって世の中にたくさんあふれてる。
けど、主人公たちは周りの意見を時には聞くけど、周りからの目線が怖くて動き出さないことなんてない。
きっと、今自分は、無職で周りから見たら情けないのかもしれない。
勉強しているけど、勉強をサボってしまう日もある。
「この先私はどうなっていくんだろう。」と独り言のようにぼやくと親に怒られる。
弱音を吐きたいの。
まだ何も成し遂げていないし、成し遂げるかもわからないけれど、
内に溜めたままだと鉛のように重たくなって、全く関係のない「失恋」なんてしたくなっちゃうから。
失恋したら、鉛があることが当たり前。正当のように感じるから。
自分が落ち込んだり沈んだりすることへの世間体への正式な理由付けができる。
誰も世間なんて何も成し遂げていない私のことなんて見ていないのにね。
今日もこんな情けない私だけど花道を歩いてる途中なんだな。