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ADHDの心得

皆さんこんにちは。こーたです。今日は僕が普段気をつけている「ADHDの心得」をご紹介します。良かったら見てみて下さいね。

感謝をしよう

僕が一番大事にしている事です。
人に感謝する。ありがとうを伝える。
ADHDはその特性から人に迷惑をかけることが多いです。本当は迷惑をかけたくないのに、ケアレスミスが多かったり、忘れ物をしたり、指示通りにできなかったりする。次はミスしないようにしよう、次は忘れないようにしよう、次はちゃんとやろう、次は、次は、、と何度も何度も決心しているにも関わらず、人間社会で生きているだけで他人に迷惑をかけてしまう、がっかりさせてしまう、期待に応えられないでいてしまう。何で他の人と同じことができないんだろう、何で自分は上手くいかないんだろう、と自問し、自責し、自傷する毎日。でも結局同じことを繰り返してしまうんですよね。僕もこれまで周りの人達に沢山迷惑をかけてしまいました。

ある時、どうせ治らないのならこの特性を受け入れて助けてくれる周りの人に感謝していこうと思ったんですね。
なので、これを見ている方も感謝を大事にしてもらえたらありがたいなと思います。

忘れることを前提におこう

僕はワーキングメモリが少なく、3秒前に言われたことを忘れます。会話していても目的を忘れてしまったり、作業を効率よくできなかったり、ケアレスミスが多かったりします。しかも、忘れたことも忘れてしまうため、同じことを平気でもう一度間違えます。記憶力を上げたい、ワーキングメモリの能力を高めたいと、百万回ぐらい思いましたが、子供の頃からこれまで記憶力が上がったと感じたことは一度もありませんでした。(むしろ退化した気がする)

記憶力向上を渇望してきた僕は、今その希望を捨て、自分は忘れる生き物だという前提で日々を過ごしています。

例えば、

  • 妻から〇〇買ってきてと言われた場合は即座にLINEに投稿。

  • 後で何かしないと思い立ったら、思い立った瞬間にLINEのリマインくんに投稿。

  • 仕事でやらないといけないタスクが出てきた場合は、即座にToDoListに記載。

僕の頭の中では、記憶が新幹線のように

「フアァァァァァァァァァァン!!」

と消えていきます。しかも、一度消えたらもう一度戻ってくることはほとんど無い。十中八九忘却の彼方に飛んでいき存在自体消え去ってしまいますので、何とか新幹線が目に見えるうちに外部に書き出すことを行なっています。

「私は忘れるプロだ」
と、胸を張って生活をしています。

人の3倍は努力しよう

「忘れたくなくても忘れちゃうんだからしょうがないじゃん」
「どうやったら記憶力が上がるんだろう」
「何でお母さんはこんな風に産んだのよ!」

こう思っているうちはADHDの自覚が足りません。前述の通り、僕は覚えることを諦めているため、開き直って忘れることを前提に生きています。つまり、自分はポンコツであることを受け入れているって事ですね。ただ、忘れる、思い出せない、集中力がない、といった特性以外のことはカバーできるようにしようと思ってます。例えば、知識不足が課題なら、自分で勉強して知識を蓄えるように努め、仕事のやり方で改善が必要と感じればビジネス本を読んでできる人のやり方を学ぼうと努めています。僕は自分がポンコツだと自覚しているので「人の3倍努力しないと人並み以下のことしかできないし、人生このままずーっと不甲斐ない思いをし続けて惨めな思いをし続けるだけだぞ」と思っています。これからも精進あるのみですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。ADHDは普通に生きているだけなのに、世知辛い思いをしてしまいます。普通に生活したいだけなのに。それ以上は何も望まないのに。
ですが、成功者にADHDが多いと言われているように、僕たちは可能性に満ち溢れています。全てのADHDに幸あれ。明日からも頑張りましょう。

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