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初めてのブログでランキング1位まで駆け上がった私が ブログから少し離れたくなった理由

自己紹介にもある通り 私は6年ほどブログを運営していて
ありがたいことに 毎日読みに来てくれるフォロワーさんがいたり
感想コメントや 温かい応援メッセージをくれる人などに出会えました。

家族のことや旅の話など 私自身の大切な記録でもあります。

 … でも時々 少し離れたくなるのです …
 
ブログには書きにくい その理由を書いてみようと思います。

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ブログを始めたきっかけは
自分の好きなこと、見たり読んだりしたものの感想
リアルで会う人に話すには長すぎる 思い出話などを書いておこうと思ったから。

↑ランキング1位になった記事のいくつか
自分は広く浅くというタイプなので
持続性と集中力のあるオタクに 常に尊敬の念
何となく恥ずかしいので笑 ブログ名は伏せときます

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そしてブログを続けてるうちに
「マスコミとか政府のやってること、あまりにもおかしい」と思うことが増えて、そういう記事も書くようになりました。

◾学校の先生や自衛隊の人は 十分とは言えない報酬で身を削るように働いてるのに
なんで彼らの待遇は改善されないまま、外国にバンバン日本人の税金を渡してるんだろう?

◾コロナの感染状況について知りたくて テレビをつけるのに
なんで毎度のように韓国ネタを聞かされるんだろう
「ステイホームで すっかり韓国ドラマにハマって〜」
芸人も売れないアイドルも 台本みたいに同じことを言って韓国推しをする違和感
( 対日工作費という国家予算を使った 隣国のPR攻勢)

そんなことも記事にしました。

すると「よくぞ言ってくれた」みたいな感じで訪問者が増えました

ブログ管理画面
FC2ブログでは「拍手」が
スキ♡やいいね!になります

とは言え、私にはあくまで「気になることのひとつ」であり
「時事問題ブログ」をやるつもりなんてない。

◾好きなことを語り合う仲間と会えるといいな
◾大人未満の頃に親しんだ 本や音楽やファッションの記憶を共有してる 同世代と話したい

ブログを始めたきっかけがそれであることは変わらない。

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訪問者の中に同世代は ほとんどいないようだし、まだ仲間は見つからないけど
好きなことを語るカルチャー系の記事も 引き続き投稿していこう
 
私がずっと好きなのは
活字の本と ロックバンドの鳴らす音だから

「最近買ったこの服、すごく使えたよ」って話もしたいし、映画やマンガも語りたい

ブログを続けていたら きっといつか
自分と同じような バンドが好きな元文学少女にも出会えるだろう

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そんな気持ちで 前向きに更新を続けてみた
だけど そんな私を落胆させるコメントが時々来る。

◾コメント主を辿って投稿を見ると、主に自分よりずっと歳上の ご隠居世代の男女
通院の話、孫自慢に 面倒な親類や隣人、今日の昼ごはんや 楽天スーパーセール購入品など
生活感溢れる日記記事を上げてる人たち

話題も世代も違うのに、どこで私のブログを見つけるんだろう…?

対価を払ってるわけでもないのに注文をつける彼らのコメントはこんな感じ

「このブログには鋭いツッコミを期待してるんだから こんな話をされても (苦笑)」
マンガやアパレルの記事に「私には全く分かりませんが」
過去の時事問題記事を指して「こういう記事を書けるのはアナタしかいない!」

◾アナタの趣味なんかどうでもいいから
「世相を斬る」的な記事を書いてよ ということらしい

▪ココが合わないなら読みに来るの止めたら?
▪世の中に言いたいコトがあるなら 私をアテにしないで自分で投稿すれば?

そんな感じのことを ていねい語で伝えてみたが効果薄

数年前の時事問題の投稿に 今も毎日「いいね」する人がいたり
【社会派の記事は?】と圧をかけられてる感じは続いた。

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好きなことを語るために始めたブログなのに
好きなコトについて投稿するとき 気が重くなってきた
また「コレじゃないよ」と思われてしまうのか…

マスコミが伝えないニュースも、記事にする価値のあるトピックなのは間違いないけど

 自分の内的世界 現実社会
 私にはどちらも大切

「ココが変だよ 今の日本」をメインにするためにブログを続けてるわけじゃない

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「でも 自分の投稿がきっかけで
シニアの人が 知らなかったエンタメに興味を持つこともあるかも知れない」

気を取り直して、知らない人にも分かるよう 解説をつけながらポップカルチャーやエンタメ話をしようと試みたこともある

「20☓☓年にデビューした人で ◯◯という作品で注目されるようになった」と基礎知識の説明を加えてから 思い入れを綴ってみたり
私なりに 世代の違う人にも楽しんでもらおうと工夫した

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 ある日のこと
🎤自分が尊敬するボーカリストが若くして病気で他界したため 追悼する記事を書いたら
社会路線を期待する系の60代ご婦人からコメントが来た

私が以前、お気に入りバッグ♡の記事を上げたら
「トシを取ってからは そういう物にはすっかり興味が無くなったわぁ」とコメントしてきた人だ
(興味ないのなら黙ってればいいのに…)

ご婦人は ボーカリストの音楽にも人間性にも一切興味は無さそうで
彼を悼む言葉のひとつもなく こう書いていた

「全然知らない人だけど、この人もワクチンの被害者ですよね
早くワクチンの危険性と政府の横暴が明らかになってほしいものです」
・・・?
このアーティスト、ワクチン接種の有無なんて公表してないし
私は 国の政策とワクチンの話なんて書いたことがない
邦楽の記事なのに、なんで無理やり反ワクチンの話に持ってくわけ?

…もう 溜め息しか出ない
…ズレてるにも程がある
…この人達に分かってもらおうとするのムダ 

いつまで私に「世の中を斬る」を求めるんだろう

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  あれワクワクしたよね♪
 今はコレが好きなんだ♡
同世代の人や 同じ趣味の人と 
そんな気持ちを共有するはずだったブログが

世の中に文句を言いたいのに自分で言わず、
他人を当てにする 年輩の人がやたらと来てて
私が楽しいと思うことを記事にすると 
「ソレじゃない」という空気を出される

 趣味の話にしても 現実的なことにしても
 【私が気になってること】を書く場所なのに    
 それが やりづらい状態になっている

読者が増えるのは嬉しいことなのに 喜べない

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【記事に対して要望の声があるけど
あくまで私が気になることを書く 私の場所です
特定のジャンルを求められても対応できません】

これ何度も書くのも いい加減に面倒くさくなってきた。

なんで「ご期待には添えかねます」と繰り返してるのに
マスコミ・政府批判を期待して、ココに粘着する人が少なからずいるのか。

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◾自分の好きなことを書くために始めたブログなのに
なぜ自分の好きなことを投稿するとき
「求めてる記事じゃなくてすみませんが」と肩身の狭い思いをさせられるんだろう❓

ブログを続けても、好きなことを語り合える仲間に出会うことなんてなさそう
なんか更新するの 虚しくなってきた

ちょっとブログから逃げたくなった時
noteという発信ツールがあることを知った。

様々な記事や運営のあり方を読んで 私は決めた

ブログという本宅とは別の 自分の場所をここに作ろう

何者でもなかった私に「トップブロガー」という経歴をくれた このブログの世界に
感謝も愛着もあるけど
期待されない場所も 私には必要かも知れない

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同じ時期にブログを始めた女性から
「どうやったら そんなに多くの反応が来るのか教えてよ」と言われたことがある

きっと発信者としては望ましい状態なのだろう
ネットには フォロワーや閲覧数を増やす方法みたいな記事が溢れているし。

だけど
訪問者は多ければ多いほどいいというわけではない
自分がポジティブな気持ちで投稿できる状態でなければ意味がない

経験したからこそ、そう断言できる。 


 お読みいただき ありがとうございました。




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